濃霧で見えない明珠塔 観光客が旅行代金返還要求

濃霧で東方明珠が見えなかったことを理由に、観光客の一団が、旅行社相手に旅行費用の一部を返還するよう求める騒ぎが 12月12日(火)夜、あった。観光客側と旅行社側は、2時間の争論を経て和解協議に至った。
 費用の返還を求めた観光客は、重慶から「華東5省1市ツアー」に参加した一団。上海では、市内観光ツアーのため、さらに200元余りを支払っていた。が、ハイライトの東方明珠塔が濃霧のためほとんど見えなかったため、一団はその後の遊覧船観光などのスケジュールを中止し、各参加者に100元を返還するよう要求していた。
 2時間の争論の後、双方は、旅行社側が遊覧船観光に代わるスケジュールを手配することで合意した。
(12月13日)

~上海ジャピオン12月22日発行号より

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