春の杭州を満喫
日本茶のルーツのお茶摘み
今年ももう4月となり、清明節のお休み前だというのに、何の予定もなくちょっと憂鬱な私。
去年の今頃は何をしてたのかしら? と、日記をめくると、お義父様、お義母様と旅行と書いてありました。
そうでした! 杭州にお茶摘み旅行に行ったんでしたわ。
茶畑が発するマイナスイオンを全身に浴びた、あのトレビア~ンな1日。
あ~、もう一度行きたい! そう思った瞬間、いつものホテル予約サイトを開いておりました。
検索をしますと、やはりありました! 私の心を鷲掴みにするトレビア~ンなプランが。
それは、日本ではあまり紹介されない、とある緑茶のお茶摘み体験ができるプランでございます。
ホテルには茶の神様の名
このプランで宿泊するホテルは、「杭州陸羽山荘リゾートホテル」という5ツ星ホテル。
ホテル名に、お茶の神様と言える〝陸羽〟の名前を冠しているので、
お茶摘みへの期待感も高まるというものですわ。
住所を見てみると、杭州駅から車で45分ほどの、余杭区径山鎮にあるとのこと。
径山鎮って、神様・陸羽が、世界初のお茶に関する専門書『茶経』を著したゆかりの場所ではないですか!
って知ったかぶりました。
解説文を読んだだけです。ホテルに行く前に、『茶経』を読んでいった方がいいかしら?
気になるお部屋は落ち着いた感じで、スタイリッシュにまとめられているようですが、
ホテル全体はお茶をテーマにしているらしく、要所要所に茶器をモチーフにしたオブジェが並んでいるとか。
お茶にどっぷり浸かった気分で、リラックスできそうですわね。
日本茶のルーツ「径山茶」
では肝心の、お茶摘みについてはどうなのかしら?
と見てみると、杭州のお茶といえば「龍井茶」が定番ですが、
今回楽しむお茶は、ちょっと耳慣れない「径山茶」という緑茶。
サイトの解説によると、このお茶は日本茶のルーツとも言われているとか。
これは、マダム友とのいい話のネタになりますわね。メモメモと。
そしてこちらのホテルには、自前の径山茶畑が一面に広がっていて、その茶葉を摘めるわけでございますの。
これだけでしたら、去年の旅行と同じですが、今回はこれだけにとどまりません。
摘んだ茶葉を釜で炒って、干して、そしてその場で自作の新茶を味わえちゃうんですの。
なんてトレビア~ンな体験なんでしょう♪
お茶がテーマの食事も
お茶摘み体験のほかに、お茶をテーマにした夕食も2人分付いてるので、
お茶尽くしの1日が過ごせますわね。
高級リゾートホテルに泊まって、優雅にお茶摘み…なんて贅沢な春満喫プラン。
早速、主人にプレゼンする準備を致します!
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~上海ジャピオン4月1日号