ドバイから初上陸!
最新の高級ホテルステイ　

　帰国に向けて、やってもやっても終わりが見えない荷造りをしている私。
外は春うららなのに、私の心は雨模様…。
そんな時、「もう荷造りやめて、遊んじゃえば」という悪魔のささやきが、
どこからともなく聞こえてきたので、ホテルでリフレッシュしようと決意したのでした。
　そんな中、飛び込んできたのが、ジュメイラホテルのオープン情報。
あのドバイで７ツ星とも言われる「バージュ・アル・アラブ」を経営する、
ジュメイラグループのホテルでございます。
ホテル通を自称する私が、３月末に開業したホテルを知らないなんて、不覚…。
でも、帰国目前にオープンなんて、私のため!?　と浮かれに浮かれ、
主人には「泊まりましょうね」と携帯メールを入れ、早速いつものホテルサイトで予約して、行ってまいりました♪

最新のモダンなデザイン

　車でブイーンと向かった先は、世紀公園の近く。
チェックインしたら公園に桜を見に行こうかしらと、ワクワクしながら到着。
すると、そこには斬新なデザインの巨大な建物が、ドーンと建っておりました。
それは「ヒマラヤセンター」という、私と同郷の大分出身の建築家、磯崎新氏が設計した複合施設で、
ホテルの他にも「ヒマラヤ美術館」が入っているとか。
　真っ赤なゲートをくぐりロビーに足を踏み入れると、なにやら神秘的な香りが漂うモダンな空間が現れました。
16㍍という高～い天井には、キラキラ輝く月が投影され、
そこはまるで、アラブの砂漠に広がるオアシスでございましたわ♪　

特製ベッドに夢心地

　高揚した気分のまま、お部屋に案内されると、そこにはブラウンを基調とした優雅な寝室が。
ベッドは、〝人生を変える〟という謳い文句のシモンズ社の特製品だそうで、
主人と一緒にごろんと横になった瞬間、身体を優しく包み込むその感触に、
思わず２人でトレビア～ンと叫んでしまいました。
　そのまま公園に花見に行くことなんて忘れて、持参したｉＰｏｄを専用スピーカーに差し込んで優美な音楽鑑賞。
イタリア・イリーのコーヒーメーカーで入れたエスプレッソを優雅に飲むと、気分は有閑マダムです。

アメニティはロクシタン

　そして広い浴室には、足を伸ばしても届かないくらい大きな湯船と、独立のシャワーブースが。
それにアメニティにはロクシタンが用意されてるので、トレビア～ンなバスタイムを満喫できました。
それに今なら、女性客はロクシタンのクリーム入りポーチも、特別にもらえますのよ♪
　翌朝は１階の「ＡＲＴＥ　カフェ＆ラウンジ」で、ビュッフェ。
お洒落な雰囲気に、コーヒーを飲むのに小指が立っちゃいましたわ（笑）。
リフレッシュできたので、また荷造り頑張ります！

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～上海ジャピオン４月２２日号