恐竜尽くしの遊園地 ホテル宿泊で入場券贈呈
「次の清明節、2人で遊園地に行かない?」。
あらら、主人からデートのお誘いかしら!?
これは珍しい!
しかし行き先を聞いて納得。
常州の「中華恐竜園」というテーマパークだそうで。
彼は昔から、「恐竜」「宇宙」「深海」など未知なる物が大好物な方。
行ったら、延々と恐竜講義を聴かされてしまいそう。
これは行き先を変えた方が…、と思った矢先、夫から追い討ち。
「園内に南国リゾート風ホテルもあるから、そこに1泊2日でどう?
入場チケットも2人分付いて650元だよ、〝お値打ち〟でしょ」。
あら、〝お値打ち〟は私の大好物。
結局、主人と意気投合し、行くことに決定したのでございます。
ジュラ紀をここに再現!
恐竜園をネットでリサーチしてみると、そこはまさに恐竜尽くしのテーマパーク。
翼竜に乗って空を舞う「翼竜騎士」や、巨大ジェットコースター「雷竜過山車」など約30のアトラクションに加え、ジュラ紀を再現した森林で、原寸大の恐竜が雄たけびをあげるアドベンチャーエリアも。
ここに行けば、主人が少年のようにはしゃぎ回り、「トレ・ビア~ン」を連呼すること間違いなしです!
さらに園内には、国宝級の化石を所有する博物館まであります。
ただ、ここに行くと博士と化した主人が、私に講義する可能性大なので、できれば別々に廻りたいものです。
また、「恐竜園」に隣接する形で、9ホールのショートコースを持つゴルフ場や、打ちっぱなし練習場も備わります。
ホテルは南国リゾート風
宿泊ホテルは、恐竜園入口のすぐ横の「オークベイ・ガーデン・ホテル」。
恐竜園まで歩いて2分の距離でございます。
ホテル内は、緑を多く配置し、東南アジア風の内装。
宿泊する部屋は、大型の薄型液晶テレビ付きで、なんと各部屋デスクトップパソコンも備えており、インターネットが無料だとか。
全室バスタブ付きで、バスルームとベッドルームの間は大きな窓で区切られ、これを空ければ開放感も抜群です。
新幹線で常州まで約75分
と、ここで肝心の「常州」がどこかわからないことに気づいた私。
調べてみると、「常州」は蘇州や無錫のさらに西。
とは言え、中国版新幹線「動車組」が走っており、それに乗れば、わずか1時間15分。
料金は2等席なら、1人片道51元以下です。
で、常州駅から「恐竜園」がタクシーで約20元なので…。
電卓を叩くと、必要な往復交通費が約240元。
これにホテル宿泊を足すと、約890元。
このプランには朝食も含まれるし、この価格で1泊2日旅行できるならいいかも♪
~上海ジャピオン4月3日発行号より