今日もホテルDeトレビア~ン スカイフォーチュンブティックホテルVOL.54

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プライスレスな魅力
日本人限定550元スイート!

 今年のお盆は日本に帰れず寂しがっていたら、義姉から、「お盆休み上海に遊びに行くから、ホテルよろしく」と出動要請。
これは腕が鳴るぅ!
 なんせ、義姉は大の骨董好き。
そこを踏まえて案内したホテルがこちらっ、「スカイフォーチュンブティック」でございます。
以前「スイート598元」という甘い響きにつられ見学に行ったところ、
色んな骨董品が惜しげもなくあちこちに飾られ、価格とともに2度腰を抜かしたという曰く付きなのです。
 さて、今回のプランはなんと、日本人限定でさらにお値打ち。
「スイート日本人限定550元でございます、お義姉様」と申し上げたところ、「えっ!? スイート550元?」と、
復唱するほど驚いておりました。

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山東省旧家の門がお出迎え

 お連れした義姉をまず出迎えたのは、巨大で重厚な木の門。
「ホテルオーナーが門のみ欲しいがために、山東省の旧家を家ごと買い取って、門だけ運んだものでございます」
と知ったかぶってご説明差し上げたところ、「中国の方はお金持ちね」と目を丸くしておりました。
 骨董はもちろん門だけではありません。
門をくぐればもう、ホテルか博物館かという、骨董パラダイス。
オールド上海風の時計やライトに、背丈もある玉石に人々の生活風景を精巧に彫りこんだもの、唐三彩のお人形に、大きな油絵、
さらに魚の化石など、ストライクゾーンの広い収集っぷりに、部屋に着く前から義姉の目がまん丸に。

コダワリは細部に至る

 そして肝心のお部屋。
スイートルームだけあって、お部屋は広々60平米。
リビングとベッドールームに分かており、液晶テレビは各1台で、カーテンもリモコン開閉とハイテク。
調度品には、イギリス人家具デザイナー、ウィリアム・モリスのソファや棚を採用。
そしてもちろん、バスルームはセパレート! 
アメニティはイギリスの自然派化粧品会社「DAMANA」のもので、オレンジブロッサムの香りなどを楽しめるみたい。
 感激して部屋を探検し回る義姉を見守っていると、無料ティーバッグを見て「トレ・ビア~ン!」と素っ頓狂な声が上がりました。
聞けば、無料ティーバッグがドイツの由緒ある紅茶メーカー「ロンネフェルト社」のもので、
7ツ星と言われるドバイの某ホテルでも採用されているとか。
7ツ星の香りまで堪能できるとは、益々お得!
 
ジムやプールもバロック風

 お部屋に感激した後は、宿泊者無料のプールとジムにもお連れすることに。
こちらもバロック(?)な内装で、プールの壁には壁画、ジムも最新設備を揃えながら古典的な調度で、
義姉も不思議な雰囲気を面白がっておりました。
お義姉様、それではどうぞごゆっくり♪

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~上海ジャピオン8月14日号より

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