上海最大級の庭園で
リラックス＆スポーツの秋

　爽やかな季節になり、主人と２人、最近スポーツ熱が高まり中です。
しかし、やれテニスがいい、やれ水泳、いやボウリングだ、と話がまとまりません。
　こうなったら、全部できるところに行きませんか？　そう主人に持ちかけると、「どんとこい」と乗り気。
よしきた、それでは「東郊賓館」ホテルに泊まりましょう♪
　市内最大級という超ド級の広さ、さらにジムはもちろん、室内テニスコート、プール、卓球、ボウリング、
果てはスカッシュルームとスポーツ施設が充実なのです。
予約して、週末に早速対決、もとい宿泊してまいりました。

門から建物の距離に驚嘆

?　人民広場から、タクシーで約25分。
ホテルらしきものが見えたところで「着いたねー」なんて談笑していたのですが、甘かった。
正門を入ってからもくねくね道を走る走る。
ようやく建物に着いた頃には、２人して「広い！」と感動しきりでした。
　今回の宿泊プランは、土日限定の朝食付１０８８元プラン。
平日は１２８８元な上に朝食ナシですから、泊まるなら断然週末です。
ゴ～ジャスなロビーを抜けて部屋に入れば、これまたエ～レガント！　さすが５ツ星。
さすが国賓ホテル。バスタブ付なので、スポーツ後の疲れもばっちり癒せそう。
あれやこれやと探検して、気づけば主人は水泳の準備万端。
おっと負けませんわよ。
私なんか家から着てきましたから。
まずは２人でプールにゴーです！

プールはオリンピック仕様!?

　女子更衣室で準備中、プールの方角から「トレ・ビア～ン（ア～ン）！」とエコー付の声が…。
恥ずかしいのですが、紛れもなく主人の声。
しかしプールサイドに出てみると、思わず私も「トレ・ビア～ン！」とやまびこ返ししてしまいました。
長さ50㍍×幅25㍍って五輪級!?　元水泳部の主人は大興奮で上海の飛び魚と化していました。
　一息ついたところで、次は自称プロボウラーの私の出番。
ホホホ！　こちらのホテルではボウリング場も備えているのです。
華麗なるテクで主人をコテンパンに負かしたところで、夕食の時間となりました。

レストランへはカートで移動

　レストランの充実っぷりも見逃せません。
フランス料理にモロッコ料理、浦西で有名なバーの「ＦＡＣＥ」もあります。
悩んだあげく、日本人限定で１００元ディナーコースがあると聞いて、即決。
なお、敷地が広すぎてレストランが遠いため、
フロントに連絡するとゴルフカートみたいなのに乗っけて連れて行ってくれます。
　運動後にフランス料理なんて、優雅すぎです。
もれなく筋肉痛となったものの、すっかりリフレッシュして帰途についたのでした。

～上海ジャピオン９月２５日号より