文化の秋は三国城
無錫のホテルで1泊
スポーツの秋でスリムアップしたところ、主人から「行きたいところがある」とデートのお誘いが。
あら、痩せて美しくなったからですか、アナタ! と思ったら「三国城に行ってみたい」とのこと。
三国志ですか。私、ぬか喜びですか。
映画『レッドクリフ』を一緒に見ながら金城カッコイイ・・・
と夢うつつになってしまった私ですけど、ホテル1泊付きなら付き合います♪
そうと決まれば、ホテル探しは私の仕事。
あっちこっち見回った結果、ビビビっときましたのが、無錫市の繁華街にある「梁溪酒店」でございます。
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歴史あるホテルは約60年
中国建国3年後の1952年に建てられたこのホテルは、
歴史ある老舗ホテルで、無錫のおエライ様方の御用達だとか。
2005年に改装されたそうなので、まだまだ新しそうです。
紹介によれば、市中心部で唯一のガーデン式ホテルだとか。
泊まるなら、ちょっと高いけど、この「788元デラックスビジネスルーム」がいいかな。
ヨーロピアンクラシックな内装が、中世ヨーロッパの貴族宅然として、優雅な気分を盛り立てます。
窓辺にどっしりと置かれたソファに腰掛ければ、気分はマリー・アントワネットか楊貴妃でございますよ。
うぅん、トレビア~ン。
無錫の中心地に位置
場所も無錫の中心地に位置するということで、無錫駅からタクシーで約10分とアクセスも良好。
市一番の繁華街「崇安寺歩行街」へは約1㌔だそうなので、
主人と1日三国城で遊んだ後は、徒歩でぶらりと無錫観光するのもいいかも。
時間があれば、太湖をクルージングなんてのもいいかもしれません。
ウワサによれば、『無錫旅情』という日本の歌の石碑もあるとか。
どんな歌なのか気になります。
三国城へはタクシーで
なんてホテル選びに盛り上がる私を尻目に、主人は三国城を夢中になって調べているよう。
三国城は水滸城という別のテーマパークと隣り合わせになっていて、セットチケットは通常120元。
ネット予約をすると95元になるみたい。
主人の見ているどなたかの旅行記には、三国志風のコスプレができたり、
魏呉蜀の英雄の石像が立っていたりと三国志の雰囲気が満点の様子。
黄地に「漢」という文字が書かれた大きな旗が、ひらひらと風にはためいている様子は確かに圧巻です。
ほかには、諸葛孔明が編み出したという難解な迷路「孔明の八陣」などの遊べる場所もあって、
三国志に全くもって疎い私でも、楽しめるところはありそう♪
無錫までは新幹線で1時間。ホテルから三国城へはタクシーで30分!
秋風に誘われて無錫いい旅・夢気分ですね!
~上海ジャピオン10月9日号より