真理の旅手帳:ラスベガス&アメリカ国立公園

泊まるだけで世界旅行 あらゆる楽しみがここに

 カジノで有名なラスベガス。実はあらゆる年代が楽しめる、夢のテーマパークのような場所であり、国立公園群「グランドサークル」を巡る拠点となる街でもある。ことし5月、この街と大自然を家族で満喫してきた。

空港に近づくと、ピラミッドや自由の女神など、世界各国をテーマにしたホテルがずら~と立ち並ぶ光景が目に飛び込んできた。各ホテルではNY、ロンドンと同じ一流のショーを見ることができ、大人から子供まで楽しめる。また、各国料理のブッフェを食べ歩く楽しみもある。中でも、ホテル「パリス」の料理は、フランスの食文化がそのまま運ばれてきたようで、その美味しさに感激した。さらに、街には絶叫マシーンやゴルフ場まである。

初日のホテルは「アラジン」。部屋の窓からは、エッフェル塔と、イタリアのコモ湖畔をイメージした「ベラッジオ」ホテルの噴水が見え、昼も夜も最高の景色だった。そこで催される有名な噴水ショーは、なんと無料で楽しめる。その他にも、各ホテルでは有料無料のショーが目白押しで、寝る時間が惜しいほど。

2泊目のホテル「ベネチアン」は、屋内にゴンドラが行き交う運河がある位広大な敷地。世界中からの観光客が迷子になり、案内板を見つめてお互い苦笑い。このホテルで娘が感激し爆笑したのは「ブルーマン」のショー。顔をブルーに塗った男達が演じる無言劇に、誰もが笑いの渦に巻き込まれる。その後、私達はグランドサークルを巡るツアーへ。日本語ツアーが沢山揃い、日程や好みに合わせて選べる。そこでは、映画『駅馬車』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー・パート3』のような、荒野の西部劇の世界に身を置くことができた。今にもインディアンが出てきそうな凄い景色が広がっていた。

 今回でコラムは最終回となったが、まだまだ紹介出来てない場所が沢山あり残念。南極のペンギン、イースター島のモアイ、ボラボラ島の魚、ビクトリアの滝、中東の遺跡、ハワイ島の火山や鯨。旅先での出会いと感動は、文化や人々の差異を認識する眼を養ってくれる。旅は素晴らしいもの。

人生に旅は必要だ。続きはネットアルバムで。

■上海からのアクセス■
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上海-ラスベガス
・ロサンジェルス経由(MU、AA)
往復 約7,500元(税込み)
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・成田-ロサンジェルス経由(MU、AA、CA)
往復 約8,000元(税込み)
・成田-ロサンジェルス経由(NH、UA)
往復 約9,500元(税込み)
TEL: 6247-8277(徐、杉野)

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TEL:5108-8987(三浦)
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グランドサークルとは
グランドキャニオン、アーチーズ、ブライスキャニオン、モニュメントバレーなど、世界屈指の雄大な国立公園が集中するエリア。

神戸真理

元旅行会社勤務、一般旅行業務取扱主任者取得。子ども連れ、1人旅などで世界7大陸を旅する。自然、世界遺産、リゾート好き。’04春から小学校の娘と共に太太として上海へ。これまでの旅の思い出を隔週で紹介する。

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~上海ジャピオン11月3日発行号より

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