VELOで賢くクーポン生活

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割引クーポンサービス 加盟店で優待割引?

VELO(中国語名:維絡城)とは、
上海中国国内で使える割引クーポンを発行するサービスで、
上海をはじめ、北京や蘇州、広東、杭州の軌道交通の主要駅やコンビニ、
商業施設などに端末機が設置されている。
この端末機でクーポンをゲットし、加盟店に持参すると、
あらゆる優待割引が受けられる、という仕組みだ。
サービス内容はもちろん店によって異なるが、最大で20%オフというものもあり、
とてもお得なサービスなのだ。

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登録者数400万人 加盟店も続々?

VELOを運営している「上海寛?信息科技有限公司」に問い合わせてみたところ、
このサービスを開始してから早6年、
今では中国国内での登録者数はなんと400万人にも上り、
それも毎月約5000人の割合で増えているという。
加盟店、すなわちクーポンを利用できる店舗は、
ファーストフードなどの飲食チェーン店、映画館に衣料品店、
外国語スクールなどと実に幅広く、こちらも増加の一途を辿っている。
端末機の設置箇所も続々と増やしており、
今年に入って国内で1000カ所を超えたという。

?クーポン発券機の前を通りかかると、
よくカップルや友人同士と思われる若者たちが、
クーポンを選んでいる場面に遭遇する。話を聞くと、 
「VELOの近くで待ち合わせることが多いですね。
待ってる間に行きたい店を選んだりできるから便利」(23歳・男)とか、
 「歩いている時にVELOがあったら、素通りできません(笑)。
場所によって違うクーポンがあるし、それも時々変わるからチェックしています」(28歳・女)など、
その魅力や利用法を教えてくれた。

また、同運営会社によれば、
加盟店は月額制でクーポンを出すことができるとする。
主要駅と一般駅、コンビニなどでそれぞれ加盟価格は違うが、
とても目につきやすく、広告としての効果が高い上、
600元~/月と安価なため、申し込みが後を断たないという。
加盟店は広告コストを抑えることができ、
利用者は優待割引を受けることができる、まさに一挙両得のこのサービス。
なるほど、これほど普及したのは、
加盟店と利用者双方に十分なメリットがあることによるようだ。
また、携帯電話で登録するシステムを採用しているため、
利用者の嗜好やクーポン使用率など、
個人のデータから統計を取ることで、
より利用されやすいクーポンを生み出すことにもつながる。

さてさて、
では実際にサービスを利用するにはどうすればいいのだろうか。
登録手続きや利用方法について具体的に見ていこう。

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まずはカードをゲット

?クーポンを利用するには、
「VELOカード」と呼ばれるストラップ型のカード(10~20元程度)を購入する必要がある。
購入できるのは、市内VELOサービスポイントか、
VELOの公式ウェブサイト(sh.velo.com.cn)だ。
時々路上の屋台でも販売しているのを見かけるが、
すでに他の人によって登録されたものである可能性もあるので、
購入は避けたほうが無難だ。

カードは、母の日などのイベント限定デザインのものや、
チャットソフト「QQ」の会員にプレゼントしたもの、
加盟店で一定額を消費すると無料でもらえるものなど、
多種多様。なお、ウェブサイトで購入した場合は、
バイク便(快逓)で送られてくるので、
カード代を代金引き換えで支払うことができる。

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登録から発行まで

?カードを手に入れたら、
次は登録だ。カードのパッケージ裏に、
通信キャリアの「中国移動」と「中国聯通」、
「中国電信」それぞれの番号が書かれているので、
その番号に携帯電話弄SMS(短信)で、
カードの番号16桁を送信する。しばし待ち、
「?已注冊成功!」と返信が来たら、登録完了! 
さっそく、カードを持ってクーポンを発行しに行こう。なお、
カードはストラップ型なので、携帯につけておくと便利だ。

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クーポン発行の流れ

?クーポン発券機が設置されているのは、
南京西路や中山公園、人民広場などの軌道交通主要駅やローソン、
港匯広場、正大広場などの巨大ショッピングモール。
人が集まる場所、即ち、VELO発券機設置ポイントだ。

発券機を見つけたら、右上部にあるタッチセンサーにカードをかざす。
「ピッ」という音がし、左上のディスプレイ表示が変わったのを確認したら、
利用したい加盟店のボタンを押す。
再びディスプレイにその店舗での優待内容が表示されるので、
確認してOKボタンを押すと、クーポンが印刷されて出てくる。
クーポンは続けて印刷することができるが、終わったら次に利用する人のために、
クリアボタンの「×」を押すように心がけよう。

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利用のノウハウ?

VELOクーポンには使用期限がある。
加盟店は月額制でクーポンを出しているので、
使用期限も1カ月のものが多いようだ。

クーポンには、上から店名、サービス内容、利用条件、
有効期限、利用可能な店舗名が順に記されている。
中国語が苦手な人は、
サービス内容が「5元引き」なのか「5元で提供する」のか分かりにくいこともあるかもしれないが、
スタッフがいるサービスポイントなら、
英語で答えてくれる場合もあるので、質問してみよう。
また、利用可能な店舗の場所も重要。これらを確認したら、
いざ加盟店へGO!

店頭では、オーダーの前にクーポンを提示すること。
後からでは利用不可となる場合もある。
利用条件をよく理解していなかったり、有効期限を過ぎていた場合は潔く諦め、
定価を支払うか、笑顔で店を後にしよう。

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日常的に利用する店

?VELOクーポンを利用できるのは、
日本でもお馴染みの「マクドナルド」に「バーガーキング」、
「ミスタードーナツ」、「サブウェイ」、「ケンタッキー」、
「吉野家」、「松屋」などのファーストフードチェーンのほか、
「ビアード・パパ」、「デイリークイーン」、「神戸六甲牧場」などのスイーツショップ、
美容院、映画館などなど。この中のどれも利用したことがない人はいないのでは、
というほど、多様かつ豊富なラインナップとなっている。

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日本の店舗も加盟

?VELOの普及率は留まるところを知らず、
日本まで進出し始めている。中国人観光客は、
本の電気量販店でデジカメや家電製品を買うことが多く、
これをターゲットに、日本の企業が続々とサービスに加盟。
「ビックカメラ」や「ソフマップ」、「ベスト電器」など大型量販店は、
どの発券機でも見かけるほどだ。そのほか、
東急ハンズに阪急百貨店、マルイ、
大丸なども全国的にVELOによる割引を導入している。

中でも、クーポン利用率が非常に高いのが、
関西国際空港の免税店「A.S.D」。タバコやお酒、
ブランド化粧品などが10%オフにもなるサービスは、ぜひとも利用したい。

日本でのサービスとはいえ、
クーポンを発行できるのは中国国内のみ。
日本には発券機は設置されていないので、
中国にいる間に、市内軌道交通駅約90カ所、
ローソンなどコンビニ約200カ所、
ショッピングモール約30カ所に設置されたVELOポイントに寄ってから飛行機に乗ろう。

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ポイントも貯まって お得感倍増

VELOを使って発行したクーポンを、
店舗で利用するごとに貯まるポイントで、
何とプレゼントまでもらえてしまう。

交換対象となる商品例は、
「iPod touch」(17万9900点)や「SONYミニノートPC」(47万9900点)など。
大量に貯めなくても、映画館のチケットなどは、
4000ポイントで交換できる。なお、
商品内容が変わることもあるので、こちらも要注意。さらに、
このポイントをプリペイド携帯のチャージに使うことも可能。

また、オンライン決済サービス「支付宝」を登録していれば、
同様にVELO公式サイトからチャージしたり、
ネットショッピングにも使ったりでき、
いずれもポイント還元対象となる。

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~上海ジャピオン10月21日号

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