上海九星 家具&食器市場で お宝発掘!

お買い物のススメ
上海市閔行区の外れ、
水郷で有名な「七宝」のすぐそばにある、
市最大の卸売市場「九星市場」。
総面積106万平方㍍で、
家具、食器、建材、証明器具、
ファブリックに中国茶などなど、
約6900店がひしめく。
軌道交通9号線の「星中路」駅
2番出口から出ると、
すぐ目前に広がる店・店・店。
商品ジャンルごとにエリアが分かれているので、
事前にウェブサイト(www.jiuxing.com.cn
から地図を入手し、
どこに何があるか、下調べをしておこう。
買う物が決まっていれば、
駅出口で待ち受けている
チャリタクなどを利用するのがオススメ。
何カ所も回る場合は、
時間単位(1時間20~30元程度)でも契約可能。
この広い市場の片隅に眠る掘り出し物を求め、
ともかく飛び込んでみよう。

まずは大物から攻める
入口のアーチをくぐると、
まず目に入るのが家具エリア。
路面店ではなく、
大きな建物のワンフロアに
いくつもの店が同居するスタイルだ。
ここでまず目を留めたのがこのソファ(写真②)。
赤と黒と白、
というバーのインテリアのような
色遣いがオシャレ~♪ 
ガラステーブルもスッキリしたデザインで◎(写真③)。
続いて、アジア風家具のエリア。
シンプルながら、
何とも味のあるテーブル&イスのセット(写真④)や、
アンティークの趣き漂う中華家具(写真⑤⑥)を発見。
なんと、市内中心部までの送料は、
家具1品につきたったの150元だ!
インテリア雑貨コーナーでは、
飾り棚(写真⑦⑧)や、
ガラスビーズ製のすだれ(写真⑨)に心が揺れる…。
しかし店舗スタッフの営業トークもそこそこに、
次は文具売り場へ。

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文具&おもちゃ屋街
文具エリアは、敷地の北東方面、
星虹街に位置する。
周囲をぐるりと消防機材や鉄鋼材などの
店に囲まれているので、
ちょっと分かりにくい。
手当たり次第に入ってみると、
いきなりビリヤードのキューが(写真①)。
分解してケースに収納できるものから、
象牙彫りが施された高級感のあるものまで
ラインナップ豊富に置かれている。
棚の隙間から、
かわいい鉛筆削りが出てきた(写真③)。
その横には、
おままごと用お祝い食器セットも(写真④)。
そのほか、
タンバリンやらバスケットボールなどなど、
ここは文房具&おもちゃを売る店なのだと気付く。

好きな分だけ量り売り
文具エリアを後にし、
次に向かったのは星港街のお茶エリア。
今は浙江省安吉産の白茶のシーズンらしく、
どの店にも看板が出ている。
適当な1軒に入ると、
福建省のお茶屋さんだった。
ありとあらゆる種類のお茶を
最高の保存状態でストックし、
量り売りする。
市内のお茶屋さんも、
旅行者も地元住民も、みんな買いに来るとか。
白茶はモチロン、
鉄観音から凍頂烏龍茶まで
次々と試飲させてもらう。
そのうち、
手頃なお値段の鉄観音を購入すると、
バラマキお土産にもできるようにと、
8㌘ずつ真空パックで小分けにしてくれた(写真⑤)。
茶器も充実しているので、
春らしい梅の花が描かれた蓋碗(蓋付き茶碗)と
茶海(ピッチャー)のセット(写真⑥)と、
茶盤(湯こぼし)に置く
素焼きのブサカワなブタさん(写真⑦)を購入。
お茶屋が並ぶ一角を過ぎると、
今度はお茶の包装材店がズラリ。
なるほど、
小売り店の人はあっちでお茶を大量に買い、
ここで小分け用の缶や箱を買うというわけだ(写真⑧)。
こうすればお土産も、賢く安上がりにできるかも♪

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腹ごしらえして復活
すでに歩き疲れて小腹が空いた取材班。
お茶エリアからちょっと北、
小吃店が並ぶアーケードへ戻る。
麺や包子(まんじゅう)などでお腹を埋めたら、
また戦線復帰だ。
さらに南下すること10分少々。
次なる目的地は平南路を
越えたところにある照明器具エリアだ。
ここも路面ではなく、
大きいビルに店舗が入居するタイプ。
店によってポップ、モダン、ゴージャスと、
商品のテイストは様々。
ここは一気に見せてしまおう(写真⑨~⑫)。
ちなみに、取材班のお気に入りは、
鳥の巣のようなペンダントライト。
これを部屋に設置したら、
光の明るさも色も和らげられて、
さぞかし落ち着くだろう。
なお、照明器具は在庫がないものも多いので、
その場合はオーダーとなる。
その代わりに、
と値引いてくれる風景もチラホラ見られた。
また、このビル内には電球や電線の専門店も。
LEDやカラー電球、
形も様々に取り揃えており、
こちらは在庫も豊富なようだ。

壁一面のペーパーホルダー
照明エリアにも少々飽きたところで、お次は陶器。
マップには「陶瓷」と書かれているが、
これは食器ではなく、セラミック製品、
つまりバス・トイレ・タイルなどを指すものだった。
そのことに、行って初めて知ることになった。
このエリアは星中路を挟んで両側に、
よく知られたTOTOやKOHLER(コーラー)
などのショールームが延々と続く。
バス・トイレは白という固定概念を破り、
真っ赤だの真っ黒だの、
蓋だけ黒いのだの様々(写真⑬)。
また、トイレットペーパー・ホルダーが
壁一面に展示されていて、
シュールなアートのようだ(写真⑭)。
こうして見ると、
ペーパー・ホルダーも色々あって、
奥が深いものなのだなぁ…と
ため息を漏らす取材班一同だった。
しかしながら、
日本が世界に誇るウォシュレットの姿は、
ショールームにはあまり見当たらなかった。
まだ一般家庭などでは、
なかなか設置する人が少ないせいかもしれない。

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お値段以上のお買い物
続いて今日のメイン、食器エリアへ。
というのも先日、
知人宅で発見したオシャレなカップは、
ここで購入したものとの話を聞いたからだ。
ちなみに、まとめ買いしたら値引いてくれて、
1客たったの5元とのこと。
どっからどう見てもフランフランなのに! 
ということで、
取材班は目の色を変えてここを目指した。
食器エリアと言っても、名前は「酒店市場」。
ホテル用品を扱う店舗なので、
ファブリックから厨房用品、
清掃用具など一通りの生活用品が揃う。

宝の山に埋もれて叫ぶ
ここからは、一挙にお見せしよう(写真①~⑥)。
その多くが大皿・中皿・パン皿・小皿・
茶碗・サラダ皿・カップ・れんげ・箸置きのセットで、
1セット当たりのお値段はなんと60元前後!! 
さらに、コーヒー用品売り場(写真⑦~⑭)や
ファブリック売り場(写真⑮~⑱)
でもお宝がザクザク。
それにしても見れば見るほどカワイイ食器ばかり。
自分でお店を始める時は、
必ずここで仕入れをするぞ! 
と予定もないのに叫んでしまう取材班だった。

~上海ジャピオン03月30日号

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