マジックで宴会☆スター!

間もなく〝二度目〟のお正月を迎える上海。忘年会に新年会と宴会も重なるそんな時期、出し物に悩む人も多いのでは? そこで今週は、宴会でスターになれるマジックを紹介。あなたも今日からプチ・マジシャン!?

リーマンマジシャンに聞く
宴会マジックの極意

選んだトランプが消えた!指の輪ゴムが瞬間移動!?
 目の前で手品を次々と繰り出して周りに魔法をかけているのは、上海駐在中の田中年一さん。
社内の愛称はもちろん「魔術師」だ。
 田中さんのマジックとの出会いも、飲み会のネタ探しがきっかけだった。
雑貨店で見つけたマジックグッズを1つ購入して以来すっかり凝りはじめ、今ではコレクション数なんと150。
上海でも会社の催しで、約1500人を前にしてのマジックショーも経験。トランプマジックから、「身体切断」マジックなど大掛かりなものまで、年齢・国籍を問わず大好評を博した。
 そんな田中さんのアドバイスは、観客に喜んでもらうための見せ方が大事、とのこと。
例えば前述のステージでは、会場の観客から100元札を1枚借りて、1枚から2枚、2枚から10枚、最後には無数の札束へとどんどん増やすマジックを披露したところ、中国人の観客から「縁起がよい」と大ウケだったとか。
同じマジックでも、日本人に対してやるとこれほどには盛り上がらないそうだ。
中国人社員とのコミュニケーションに、ウケるマジックを研究するのもよいかもしれない。


上海マジック事情
宴会マジックをするなら

実は、上海でのマジック人気はなかなか高い。
上海最大手のマジック教室では、会員数が3万人に上り、テレビでも「開心100之大魔鏡」という番組でマジックコンテストの様子が放映されているほどだ。
マジックは国籍・年齢を問わないコミュニケーションツールになりえる。
 では、実際にどんなマジックを演じたらよいのだろうか? マジックは、対象とする人数によって大きく3種類に分かれる。
対象人数が5人前後の「テーブルマジック」、20人前後の「サロンマジック」、そして100人以上の「ステージマジック」だ。初心者ならまずはテーブルマジックの初歩を身につけて、「魔術師」への一歩を踏み出そう。
上海のマジックグッズ専門店では、グッズの購入から、マジックショーのメニューアレンジまでお世話してくれるのが一般的。
日本語を話せるスタッフがいるところもあるので活用したい(マジック教室の詳細は○Pへ)。
 では、マジック教室へ行く前に、2つのマジックを次ページにてタネ明かし付きでご紹介!
 ジャピオンでタネ明かししていたから披露しても・・・とは言いっこなし。
見せ方を工夫すれば、何通りにもなる。
まずは基本から挑戦してみよう!

輪ゴム1つで魔術師に
瞬間移動を起こせ!

確かに人差し指と中指にかかっていた輪ゴムが、一瞬にして薬指と小指に移動した! と思ったら、薬指と小指から人差し指と中指にまた戻った! 
「瞬間移動」、という言葉通り目にもとまらぬ速さで繰り広げられるこのマジックは、クロースアップマジックの1つ。
俗に「輪ゴムの瞬間移動」と呼ばれる。輪ゴム1つあれば(女性の髪用ゴムでもOK)、どこでも見せられる簡単さが、マジック初心者にとっても取り組みやすい。
このマジックの方法と見せ方は次の通りだ。

マジックの方法

①まず、右手を開き、人差し指と中指がすっぽり入るように、輪ゴムを指の付け根にかける。
 指に輪ゴムをかけたまま、左手を使って輪ゴムを前後に伸ばしてみせ、「確かに指にかかっていますね」と言って、状況を相手に確認してもらう。
②手のひらを自分に向け、手を握る。
手を握る時に、相手にわからないように輪ゴムを手前に伸ばして、親指以外の4本の指を輪ゴムに通す。
③こぶしを相手に向け、「それではよーく見ていてください」などと言って、手をぱっと開く。
すると③で輪ゴムをひっかけておいた薬指と小指に輪ゴムが移動する。
 「もう1度やって!」とせがまれた場合は、今度はもう1本輪ゴムを使って、①の後に親指以外の指の第一関節辺りを順番にくくってしまおう(人差し指~小指を輪ゴムが8の字状につないでいる状態)。
タネがよりばれにくくなる。

マジックの幅が広がる
基本のトランプマジック

確かにトランプの束の中に入れたはずのカード。
息を吹き込んだら、ひゅっと飛び出した!
 狐につままれたようなこのマジックは、トランプマジックの基本の1つ。
難易度高そうに見えて、その仕組みは実は単純。
滑らかな手の動きをマスターすれば、不思議度はうなぎ上り!

マジックの方法

①トランプを、相手に数字を向けるように持ち自分から見て右の方へ自分の手前から広げていく。
この時、自分から見て1番右端の1枚を、相手から見えないように、広げたトランプ裏の下側にずらして隠す。
 相手に好きなカードを選んでもらい、カードはとらせず相手から見て左から何番目かを言ってもらう(カードの内容は聞かない)。
観客がほかにいれば、全員に同カードを覚えてもらう。
 そのまま広げたトランプを束ねる(隠したトランプが1番上に来ている状態)。
②「選んだカードは○番目ですね?」と言い、一緒に数えて○番目のカードをトランプの束の中へ入れてしまう(選んでもらったカードは実は束の1番上)。相手は選んだカードがトランプの束に入ったと思っている。

③「あなたの選んだカードは」と言って、カードの束を両手で包むようにして口元に寄せ、口で息をふーと吹くと同時に右手の親指で1番上のカードをはじき出す。
中から飛び出たように吹き出せたらバッチリ!

 カードの隠し具合や、吹き出し方など流れるような演出は、練習あるのみ。
トランプはコンビニなどで購入可能(約3元)だ。飲み会の前に仕込んでおこう!

Magic Club 麦吉柯魔術主題館(中山公園店)

カフェは魔法の国?
マジックカフェバー

 さらに本格的なマジックに挑戦したい! 簡単なマジックを1つ身につけて、そう思った人も多いのでは? 

そんな人にオススメなのが、市内数店舗を展開するマジック教室「麦吉柯魔術主題館(Magic Club)」。特集最初のページに登場した田中さんも、実は同店の受講生だ。

 受講生は市内で約3万人にも上り、日本人など外国人も多い。
そのため中山公園店では、日本語、英語を少し話すスタッフもおり、過去には中国語を話せない日本人に身振り手振りを交えて指導したそうだ。
 同店では、商品購入代金にマジックのレクチャー料金が含まれている仕組み。

単品での購入も可能だが、オススメは約8種類の手品を身につけられる500元の体験セットだ。
基本的な受講パックのほか、「宴会に合うもの」、「バレンタイン用のもの」などリクエストに応じ、受講内容をアレンジしてくれる。
 さらに上級を目指したくなったら、会員カードを購入することで、より割安に多くの手品を習得することができる。
基本の会員カードは2000元からで、見ごたえのあるマジックも習得できる。
受講はいつでもOKで期限切れもない。会社帰りにこっそり通って、宴会でマジックスターを目指そう!


グッズはここで調達

上海では以下のお店でマジックグッズが調達できるほか、
布市場としておなじみの「南外灘布軽紡面料市場」では、
舞台用の燕尾服やスパンコールのドレスなどをオーダー可能。
演出は細部にまでこだわろう!

~上海ジャピオン1月16日発行号より

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