夏休み、子どもを連れてここ行こう!

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ハスとスイレンの競演

嘉定区南翔鎮の古典庭園「上海古猗園」が昨年に引き続き、色とりどりのスイレンとハスの展示イベントを開催。

今年で2回目となる今回は、合計600種類以上のスイレンとハスが園内を埋め尽くす。3つの池の水面面積は計1000平方㍍以上。「ブルーロータス」や「アカバナスイレン」といった熱帯・温帯スイレンに併せて、「西湖紅蓮」や「太空36号」、「カロライナクイーン」など、鮮やかなピンク色が美しい国内外のハス50種類以上が水面を彩る。その艶やかな色で存在を主張するスイレンと、水面から高く顔を出し、凛とした佇まいで人を魅了するハスによる、美の競演をご堪能あれ。

また期間中は園内のフォトコンテストのほか、小・中学生を対象としたハスの花講座や絵画、書道教室なども催される。江南風庭園の、華やかな夏の姿に酔いしれよう。

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新たにできた海の楽園

松江区佘山のレジャーランド「ハッピーバレー(歓楽谷)」に、新エリア「歓楽海洋」が7月4日(金)にグランドオープン!

2万元を投じて完成させた同エリアは、敷地面積5万平方㍍を誇り、「海洋文化」をテーマに設計。園内では、大人と子どものペアで乗る〝サスペンデッド(吊り下げ式)〟コースター「大洋歴険」や、ほかの船と水かけ合戦をするライドマシン「航海学校」など、スイスやカナダの先進技術を導入した親子向けアトラクションが盛りだくさん! また、クラゲの展示エリアや3D映画館、国内初とされる最新の6D技術を採用したバーチャルコースターなど、室内アトラクションを備えた施設「海洋奇幻館」も注目だ。入園料+乗り物乗り放題のフリーパス制なので、飽きるまで遊び倒そう。

この夏は、陸の上で〝海″を存分に体感したい。

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動物の生態を学ぼう!

浦東新区のサファリパーク「上海野生動物園」では、夏恒例の「動物科普夏令営(動物教育キャンプ)」が行われている。

今回はW杯にちなみ、ゾウがサッカーをするパフォーマンスや、マダガスカル島に生息する「ワオキツネザル」の特別展示のほか、午前と午後のクラスが選べる「カバ」や「コンゴウインコ」の生態についてのミニレクチャー&餌やり体験などを用意。見て、触って、学んで、動物の知識を深めよう。また、昨年同園で誕生したキツネの「フェネック」が、近日一般公開を開始した。キャンプと併せて、その愛くるしい姿を覗きに行ってみよう。キャンプ参加は同園ホームページまたは電話から。

同園へは軌道交通16号線を利用し、「野生動物園」駅で下車。市中心部から同園行きのバス「新南専線」も出ている。

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上海で台湾グルメ満喫

あの台北の人気ナイトマーケット・士林夜市が、上海にやって来た!

閔行区の大型遊園地「錦江楽園」で現在開催中の「士林嘉年華(士林カーニバル)」。3日間で1万5000人が訪れ、大盛況を博している。17時から、夜市名物の「炸鶏(フライドチキン)」や「烤香腸(フランクフルト)」、「生煎包(焼き小籠包)」のほか、台湾語で「オーアージェン」と呼ばれる「蚵仔煎(カキ入りオムレツ)」、「天婦羅(さつま揚げ)」、「珍珠奶茶(タピオカミルクティー)」など、中国台湾の夜市ですっかりお馴染みのグルメ屋台が並ぶ。本場の調理法に基づいて作るので、〝地道〟の味をとことん楽しめる。現在はオープンしたばかりのせいか、かなり混雑しているとのこと。

昼間に遊園地で遊んだ後は、夜は期間限定の台湾グルメを楽しもう!

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近年の話題作たっぷり

上海庶民の夏の一大行事となっている「野外映画上映イベント」。今年も市内全17区、28カ所の公園で実施する。

今年は、バイ・バイホー(白百何)、エディ・ポン(彭于晏)のW主演による中韓合作の恋愛映画『分手合約』や、ジャッキー・チェンの人気シリーズ『ポリスストーリー3』のほか、タン・ウェイ(湯唯)演じるグルメ雑誌編集者の恋愛模様を描いたラブコメディ『北京遇上西雅図』など、近年の話題作を続々上映! また、今年のお正月映画になった『西遊記之大閙天空』やベルギーの名作漫画映画版『タンタンの冒険』など、子どもが楽しめる作品も多数あり。

会場となる公園は、長寧区では延虹緑地、静安区では静安公園などなど、19時より上映。作品や上映日は各公園によって異なるので、詳しくは上海市緑化景観管理局の公式ウェブサイト(lhsr.sh.gov.cn)を参照のこと。

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家族でブドウ狩り体験

甘くて瑞々しいブドウのシーズンが到来。嘉定区馬陸鎮の馬陸葡萄主題公園にて開催中の「上海馬陸葡萄節(上海馬陸ブドウフェスティバル)」。

収穫できるのは、日本でもお馴染みの「巨峰」や「夏黒(サマーブラック)」のほか、欧米品種との交雑種「巨玫瑰」や「美人指」、後味爽やかな「粉紅亜都蜜(ヤトミローザ)」など、60種類以上。摘み取ったブドウは500㌘につき30元で購入できるが、収穫しながら食べてはいけないので要注意。8月の毎週木・金曜日はナイター営業も実施しているので、日焼けを気にすることなく、涼しい夜間に摘むのも良いだろう。

また、旅行会社の「エイチ・アイ・エス上海」が7~8月中に同園のブドウ狩りを含むツアーを催行している。予約は6329―7878またはwww.his-sha.comまで。

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自分だけのガラス細工作り

宝山区にある「上海玻璃博物館」。7、8月中はイベントが盛りだくさんだ。

目玉はガラス細工制作を体験できる「玻璃DIY夏令営(ガラス細工DIYキャンプ)」。博物館探検やガラス製造の工程を見学した後、吹きガラス体験&DIYなどが楽しめる。インストラクターが付き、丁寧に指導してくれるので初めてでも安心だ。昼食やおやつもセットになっている。最後には参加記念として修了証をもらえるので、夏の思い出作りにもピッタリだ。人気イベントにつき、早めに電話で申し込みをしよう。なお、曜日によってプログラムが異なるので注意したい。このほか、8月の中国バレンタインに合わせたカップル向けのDIYイベントや、親子用博物館合宿なども用意する。

自分だけのオリジナルガラス細工を作りに、今すぐ応募しよう。

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知られざる上海古代史

歴史・考古学ファン必見! 上海博物館では、上海の古代出土品を展示する考古学フェア「上海考古大展」が開催中。

約100年の短期間に、小さな漁村から大都市へと発展を遂げたと言われる上海。ところが、近年の考古学者の研究や調査で、実は6000年以上の歴史を有しているという説が浮上した。そこで今回は、上海地区で発見された、新石器時代の宝玉、春秋・戦国時代の青銅器や南宋時代の陶磁器など、計500点以上の出土品を披露。また、これらをもとに歴史を遡り、知られざる上海の歴史に迫る。石器時代の上海、古代以降の発展、歴史遺産コーナーの3つの展示エリアがあり、古代から現代までの発展の足跡を辿ることができる。

そのほか、小中学生を対象とした歴史講座も開かれる。涼しい博物館で、ゆっくり歴史ロマンに触れよう。

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描いた魚が動き出す

浦東新区の「SWFC(上海環球金融中心)」の展望台に「お絵描き水族館」が登場。

プログラマーやエンジニア、CGアニメーターなど、デジタル・アーティストで構成される集団「Team Lab」が企画するこちらのイベント。描いた魚が水槽に見立てた巨大スクリーンに映し出され、自由に泳ぎ出す。クラゲ、タツノオトシゴなどと一緒に遊泳している光景は、まるで水族館にいるかのよう。さらに、自分で描いた魚との記念撮影も可能。

そのほか、7、8月の毎週土曜は16時までボディペインティングも実施。同展望台の「ウェイボー(微博)」または「WeChat(微信)」に登録すると、お得な割引が受けられるのでチェックしておこう。

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廃墟の病院で肝試し

屋内アミューズメント施設「Pulupulu主題遊戯館」にこの夏、期間限定のお化け屋敷がオープンした。

舞台は、廃墟と化した病院。手術室や解剖室などが残され、濃い血の臭いが漂う廊下は400㍍に及び、左右の病室からは悲鳴が絶えない。ゾンビ化した医者や看護師、実験台となって死んだ患者たちが容赦なく襲ってくる。さらに落とし穴や暗がりの道など、様々な仕掛けが侵入者を待ち受ける。富士急ハイランドの「戦慄迷宮」を思わせる〝最恐にして最強〟のお化け屋敷。次々と襲い掛かる恐怖に耐えられるか?

またこのほか、長寿路1118弄芳匯広場で、7月27日(日)まで3D幽霊屋敷「怨霊凶宅」、「上海月星環球港(グローバルハーバー)」3階では8月31日(日)まで、「暗黒迷宮」を開催中。

 

~上海ジャピオン2014年7月18日号

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