上海ローカル土産

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★ポッキー&プリッツ
江崎グリコの定番商品、ポッキーとプリッツは、海外各国で限定版を発売。
スーパーやコンビニでもよく見かける通常商品でも、桃味やマンゴームース味、つぶつぶバナナなど日本では売られていない味も。さらにプリッツは「上海蟹」、「四川料理」、「北京ダック」、「広東フカヒレ」、ポッキーは「ウーロン茶」に「ライチ」と、中国土産らしい味を展開している。小箱12箱入りで小分けにも便利。

★コロン
こちらもグリコの人気商品。旅行で上海を訪れた30代女性によると、オフィスの女子に最も喜ばれたのがコレなのだとか。
確かに「広東ヤムチャマンゴープリン」に「天津甘栗」、「ミルクコーヒー」、「エッグたると」、「ココナッツ・ツバメの巣」、「バナナチョコ」と、スイーツ好きや美容に目がない女性のハートにマッチしそうなラインナップだ。

★柿の種
一方、オジサマたちのビールのお供にはコチラ。日本で有名なのは亀田製菓の商品だが、米菓メーカー「マスヤ」のグループ会社「万寿家天津食品」が中国で発売している。味は「四川麻辣」、「北京ダック」、「上海蟹」の3種。
ちなみに同社商品に「天津甘栗入り栗羊羹」や「天津甘栗入りチョコ」もある。お母さんへのお土産にオススメだ。

★リプトンティー
世界各国に進出する紅茶メーカーも、漢方系など中国オリジナル商品を多数展開。
中でもローズティーは、色合いも香りも華やかな一品だ。また、お湯を注ぐだけのインスタントティーは「原味」に「タロイモ」、「チョコレート」など、ジューススタンドのようなメニュー。プラスチックカップ入りと、マグカップで飲むスティックタイプがある。

 

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★金華ハム
浙江省は金華地区の特産。スペインの「ハモン・セラーノ」、イタリアの「プロシュット・ディ・パルマ」と並び、〝世界三大ハム〟に数えられる高級食材だ。
とはいえ本場中国なら、日本よりもずっと安く手に入る。実際にあげた人から「野菜と一緒に炒めるとおいしい」との声あり。

★おつまみ類
量り売りの、味付き個包装おつまみ類は、市内の街角でよく見かける「哈爾濱食品」や「長春食品」など、ローカル食品店で売られている。アヒルの舌や首、嘴、手など日本ではなかなか食べられないものを「ちょっとだけ試してみたい」というニーズにマッチ。麻辣味の「押し豆腐(豆干)」や、卵の白身を固めた「鶏蛋干」はハマる味だ。

★レトルト調味料
上海へ遊びに来た知人から「日本に帰った後、本格中華が恋しい」と訴えられたら、次の帰国時にはコレを渡そう。アメリカの調味料メーカー「マコーミック」の上海法人による、中国家庭料理シリーズだ。麻婆豆腐や紅焼肉、トマトと卵のスープなど、定番中華がお手軽に楽しめる。ただし、裏面の調理法を翻訳したメモを付けるのを忘れずに。

★フルーツティー
烏龍茶にプーアル、鉄観音、龍井茶…片っ端からお土産にしたものの、飲みきれず実家に溜まっていく中国茶。趣向を変えたいなら、多種のドライフルーツが入ったフルーツティーはいかが? ガラスポットに注げば、透き通ったきれいな赤色が美しく、フルーツが宝石のように輝く。ビタミンA、B、C、Eが豊富で、美肌効果も見込める。

 

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★止血鎮痛絆創膏
製法は〝国家機密〟という、何やら物々しい絆創膏。パッケージには止血、鎮痛、消炎、治癒と書かれ、効能が多岐に渡ることが見て取れる。
貼ってすぐは少々ピリピリ染みるが「効いてる証拠って感じ」、「逆剥けが一晩で治った」など、ポジティブな意見が多い。ほかに瓶入りの粉末タイプや、打ち身に効くスプレーもあり。

★酔い止めパッド
ツライ乗り物酔いに悩む人に朗報! これなら、水を買い忘れて酔い止めを飲めない時にも、お手軽に済む。
貼る場所は耳の後ろ。乗り物酔いの元凶である三半規管に近いところに貼ることで、効き目が増すのだろうか。主要成分は薄荷とショウガ、乗る2時間くらい前に貼るのが良い。

★スイカパウダー
中国では夏になると、山のように売られるスイカ。どう考えても、あんなに食べきれるわけがない…と思っていたら、意外な活用法があったようだ。
これはスイカの汁の結晶を、粉末状にしたもの。消炎解毒作用があり、のどの痛みや口内炎に効くという。また身体の傷やニキビにも使用可。ちなみにスイカの味はしない。

★人体経絡模型
全身に広がるツボの位置を示した模型。体長は約50㌢。中国でマッサージにハマった人が、自宅でも自分でやりたいと、よくこれを買って帰るそうだ。
子どものいる家庭なら、リカちゃん人形と間違えられてしまわないよう注意。ツボの集中する耳の模型もあり、こちらは20元。

 

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★漢方アイマスク
デスクワークが多い人からよく聞かれるのが「まぶたが痙攣する」、「頭痛がする」という声。このアイマスクには薄荷や菊の花からの抽出物が含まれ、目の使い過ぎによる眼精疲労を和らげてくれる。1日中パソコンとにらめっこの生活を送る人に喜ばれる。冷蔵庫で冷やしておいて、お風呂上りに使ってね、と勧めよう。

★便秘解消パッド
染付陶器のような、上品さ漂うパッケージに誘われるも、中に入ったパッチにはムカデやタツノオトシゴ、得体の知れないキノコの絵柄…。でも、何だか効きそう! と思い、便秘に悩む友人へのお土産にしてみたところ、喜びのメールが届いた。焦げ茶色の丸いパッドをヘソに貼って寝ると、朝には緩やかなお通じがあったとのこと。腹痛もなく、非常に快適だったそうだ。

★足スッキリシート
貼って寝るだけで、体内の毒素を排出してくれる、という優れモノ。寝ながらにしてデトックスができる、というわけだ。もちろん起きている時に使ってもOKだが、8時間ほど貼ったままにする必要があるのと、強烈な漢方臭がするので、仕事場での使用はオススメしない。使用後は、シートがどす黒くなるのでビックリしないよう伝えてあげよう。

★グワシャー板
こちらもデトックス用品。身体の疲れが溜まったところや、リンパの滞った部位に沿って使い、新陳代謝を促してくれる。もちろん顔にも使用可。素材は水牛の角や石など、また形も長方形から雲形、櫛形など豊富なので、目的と用途に合わせて選ぼう。

 

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★ジャージ&スニーカー
ジャージは上海の若手デザイナーによるブランド「能猫商店(www.nengmao.com)」のもの。旧字体を用いたデザインに渋い色合いは、日本のレトロファッション好きにもウケるだろう。同ブランドのスクールバッグもオススメ。続いて上海の老舗メーカー「Feiyue(飛躍)」の靴。定番は白地にトリコロールカラーだが、色、素材、カットの深さなど多数の商品を展開。
ジャージにバッグ、スニーカーを揃えて、日本のオシャレ友達にプレゼントしよう。

★丼マグネット
お土産物屋などでよく見かけるアイテム。スイーツや麺、蓋澆飯(ぶっかけ丼)など、実際の中華メニューを精巧に再現している。キーホルダー版が多いが、店頭で「マグネットにして」と言うとチェーンを外して裏に磁石をつけてくれたりもする。

★鴛鴦火鍋専用鍋
「本場の火鍋を日本でも食べられたら」との声はよく聞くが、買って帰った人、お土産にねだる人がいるという。有名火鍋店「海底撈」の鍋スープの素と一緒にあげると良い。

★ウールストール
田子坊に本店を置く、ストール専門店「woo嫵」。シルクやカシミアも扱っているが、ウール製が一番人気だとか。触感も良く、上海に住む日本人にも人気のブランドだ。

 

~上海ジャピオン2014年12月12日号

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