編集H 紅焼肉でご飯お代わり
この店はね、先代の編集長がこよなく愛したレストランの1つなの。「姥姥紅焼肉(醤蛋)」(48元)だけでご飯4杯くらいお代わりしてたな。煮玉子付きで、しっかり味が滲みてて、私も2杯食べちゃったんだけどさ。
ここは外灘のすぐ近くだから、アテンドついでのランチとかにピッタリよね。上海の思い出に、私も後輩連れて最後行っとくか! イヤとは言わせないからね?
編集Y 自家製麺をシンプルに
前回F先輩が気になりつつもスルーしちゃった「上海早晨招牌陽春麺」(10元)、食べてきたよ。おっ、やっぱりシンプル・イズ・ベスト! 自家製麺をしっかり味わうならこっちだね。それから私の大好物で、白米を油で揚げた「開洋粢飯糕」(12元/4個)をサクッと食べたらもう満腹~。麺の種類がいっぱいあるから、いつかコンプリートするんだ。
店名に〝早晨(朝)〟と付いていながら11時オープンなのが惜しいけど、自家製面をテイクアウトして、家で朝ラーメンもいいね。まあ作るのはダンナだけど。
編集R 予約ナシではムリ!?
人気店だから1週間くらい前から予約しないとダメなんですって。知らなくて、当日に電話しちゃいました…あははは!
老房子をリノベーションした外観がオシャレですねぇ。それを見るだけでも来た甲斐あったって感じですけど、肝心の料理を食べないことにはね。一番人気といえば「老婆紅焼肉」(68元)。って、みんな頼んでるから注文してみただけですけど(笑)甘辛く煮込んだ豚バラ肉は、噛むと同時に口の中で溶けちゃいます。このやわらかくてコッテリした味が忘れられなくて何度も来ちゃうんですね♪
編集H 春のお散歩がてら
衡山路といえば、ちょっと前まではスポーツバーに欧米人が集うストリートだったけど、最近じゃすっかり大人しくなったもんね。それでもこの時期はプラタナスが芽吹いてきて、晴れてる日は歩くと気持ちいーい。んで、歩けばお腹が減る、と。
お気に入りメニューは鴨・鶏・豚のチャーシューの盛り合わせ「招牌焼味拼盤」(48元)と、エビの串焼き「木桶塩挿蝦」(88元)。そういえばこの近くに営業部の子が住んでて、いつも私の食べ残しを打包しに来てたのよね。アイツ元気かなあ。
編集Y 甘じょっぱい誘惑
ここのパン「氷火菠蘿油」(10元/個)が時々無性に食べたくなるんだけど、今日も大分混んでるな、チッ…。ガマンガマン。あのあま~いパンに、しょっぱいバターを挟んでかぶりつく瞬間が、堪らなく幸せなのよね…。
ああ、スイーツが充実してて、メニュー見ているだけでうっとりしちゃう。うわ、すごい背の高いドリンクがある、何アレ。小学生っぽい子が背伸びして飲んでいて、かわいい~。「ライチ&パッションフルーツドリンク」(32元)だって、頼んじゃお。そして今日もテーブルの上は甘いものだらけに…。
編集R 新たな味との出会い
今日は、1人飯。1人だと色々頼めなくて残念…なので、パッと見で決めちゃいました。(笑)
「牛腩撈麺」(39元)と「爆漿榴蓮」(12元)をオーダー。麺は、ピリッと辛いカレー味がクセになっておいしい。さて〆のデザート♪ どんな味かな? と食べてみて「ん?」この匂いは…と、よくよくメニューを見たら…ドリアン(榴蓮)じゃないですかぁ。今まで匂いに警戒してたけど、食べてみたらおいしかったです。食べず嫌いはダメですね。あはは!
編集H 餃子だけが東北じゃない
東北料理って言われて思わず「羊しゃぶしゃぶ!」って叫んじゃったけど、あれって北京料理なのね…今頃知ったわ。それでも編集者? って言うがいいさ!
…と逆ギレはこのへんにして。天邪鬼な私は「東北人」系のお店なんか紹介しないもーん。東北名物といえば餃子もいいけど「鍋包肉」(38元)に「地三鮮」(18元)よね。1皿がやっすいのがうれしいわ~♪
編集Y ヘルシー系東北料理
東北料理は大皿が多いから、みんなで行くほうが種類をたくさん注文できてうれしいよね。じゃっ、一緒に食べに行こ。もちろん君たちの奢りで。
おっ、相変わらず店員さんの愛想がいいね。とりあえず羊肉はマストで頼むとして、私のイチオシは生野菜を豆腐皮でくるんで濃厚なタレでいただく「野菜大拼盤」(38元)と、チュルンとした感触が楽しい「拉皮」(28元)。
ふかふかの揚げパン「大麻花」(6元/本)はほんのり甘くていい感じ。これからどんどん暑くなっていくし、ヘルシー系東北料理を極めようかしら。
編集R 料理にハズレなし
友達が教えてくれたオススメ東北料理店にいざ出陣。外観、内装ともに派手で、目がチカチカしちゃう~あはは!
どれもおいしいっていうから選べなくて、お店のオススメを注文してみました。中でも「東北地三鮮」(18元)はおいしかったなぁ。ジャガイモ・ピーマン・ナスを炒めて、塩と醤油で味付けしただけのシンプルな一品。自分で作るとああはいかないってところが、なんだか悔しいですよね。ってなに競ってんだか(笑)でもそのホッとする家庭の味が、実は一番おいしかったりして…なんてね。
編集H 頭から爪先まで火鍋臭
ここはジャピュランで取材して以降、めっちゃくちゃ気に入って通いまくった店の1つだな。日本から友達や家族が遊びに来た時も、アテンドで連れてったら大喜び! 私的には火鍋のマスト具材「鴨血」がないのが難点だけど、味はもうサイコー。辛い方がちょっぴりカレー味なんだよね。あ、ここ行くと、全身火鍋臭になるから、それだけは気をつけて!
編集Y 肉×糖分で元気満タン
ガーン! かわいい後輩に肉を食べさせてやろうと、久しぶりに来てみたら、天山路店クローズしてる…、気を取り直して東諸安浜路店へ行くか。
オーダーはもちろん「骨頭王鍋・中」(128元)で。ブタの骨付き肉が4つと、カニカマやエビ、アワビまで入っているからこれで十分。店員さんオススメの「紅糖鍋盔」(12元/6個)、中に黒糖が入っていておいしい! んで骨付き肉をガブリと噛んで、仕上げに骨の髄をストローでジュルジュル吸えばエナジーチャージ完了…、あれ、後輩ドン引きしてない?
編集R 思い出の味を再び
中国台湾に本店を構える火鍋店。台湾に住んでた時、よく行ってたんですよね。オシャレな内装に行き届いたサービスすべてが、台湾と同じでなんだか胸が熱くなっちゃった。と、回想はこのくらいにして、しっかり味の比較もしなくちゃですね。
鍋は4種類のうち2種類「白湯スープ」と「麻辣スープ」(各小98元、大168元)を選択。辛いのは食べられないんですけど冒険しちゃった、あはは! 「牛肉羊肉の盛り合わせ」(88元)やら魚のすり身団子が2個ずつセットになった「総合味包」(32元)やらたくさん頼んで、お腹いっぱい。でも最後のデザートは残しません。だって別腹なんですもん(笑)
編集H 身も心も捧げる
私は自他ともに認める辛党なんだけど、四川よりは湖南料理の方が好みだったのよね。そう、この店に出会うまでは。
辛いもの好きならココは行っとけ、って友人が連れてってくれたんだけど、一口食べて正直「参りました」って思ったわ。イチオシはワンタン「家常紅油炒手」と「饊子豆花」(各10元)、それから「一丈紅水煮黒魚」(78元)も。インテリアもステキで、心も身体(胃袋)も支配されちった。もう〝ノーライフノー一丈紅〟だわ。
編集Y コスパ重視の杭州料理
奢ってくれるスポンサーがいないときは、コスパ抜群の「緑茶餐厅」へゴー。ここ、杭州の古い街並みみたいな店内で雰囲気いいし、外国人に人気のお店よね。
スイーツもおいしいんだけど、今日は中華を満喫したいから「荷葉醤鴨飯」と「濃家小菜」(各12元)、「老郷濃湯」(20元)をオーダー。メニュー名だけだと何が入っているのかわからないけど、料理名の下に材料が紹介されているのが親切ね。
わっ、「荷葉醤鴨飯」はハスの葉っぱがいい香り。家庭料理を食べると、ホームシックにかかっちゃいそう…。
編集R 3000年の歴史
「人民広場」駅から徒歩10分。静かな通りを抜けると、見えてきました。「ウルグイ」料理店。あ…また間違っちゃいました(笑)「ウイグル」料理だ。何度指摘されても直らないんですよね、まいっか。
さて、気を取り直して(笑)今日紹介するのは、「新疆拌麺」。パスタの原型で、世界最古の手打ち麺とも言われているんですって。すごいですね! ラム肉の出汁にトマトペーストを加えて煮た羊肉、トマト、ピーマン、タマネギなどのたっぷりの具をかけて、いっただきまーす。
~上海ジャピオン2016年04月08日発行号