まずは、日本人にはお馴染み「フクゼン」から。
家具、家電、日用品、楽器、スポーツ用品、本などの販売・買い取りを行なう。
同店は出張もOK! 早速自宅に来てもらい、査定スタート。
①電子辞書は帰国時が売り時
電子辞書は高価買い取りしているとのことで、査定は500元と高値に!
少々の傷なら、機能に問題がなければ大丈夫らしい。
「カシオ」や「エプソン」の製品はさらに高く買い取るとか。
②ブランド志向の落とし穴
機能性重視で、査定結果は…40元。
今は「フィリップス」や「ブラウン」の製品を高価買い取り中だそうだ。
サビ有りはさらに値下がりなので、物は大切に。
③絶対売れるシャープの携帯
元値は2700元。
オーナーの「100%買い手がつく!」という言葉に期待するも、査定はわずか407元。
「査定は(通販サイト)淘宝網最低価格の4分の1が目安」との言葉に涙。
④合板使用の本棚は安い
新品同様の本棚は、即答の15元。
「合板製の家具は高く売れない上に、場所代も掛かるからね」との一言。
家具は一枚板のものがベストだとか。
⑤ヒーター2000㍗は時代遅れ
査定はまさかの0元!
1000㍗以下なら30~80元。
「800㍗の省エネタイプなら高値買い取りなんだけど…」とのこと。
安物は安かった…。
住 栄華西道19弄 金獅花園5号102室
電 5422-2899
営 9時~21時
U www.fukuzen.net
※出張エリアは要問い合わせ
?
次は「上海タイムズ」。
電、楽器、スポーツ用品、本、日用品などの販売・買い取りを専門とする。
型番・新旧度・機能に基づいて、査定開始!
①マンガ本は全巻ありき
新品同様のマンガ本。
査定は1冊1・5元。
マンガ本は、新旧具合と全巻揃っているかがポイント。
全巻揃ってない場合は半額に。コミック判は1冊1元。
②購入するならコンポ付きを
当時900元で購入したが、査定は100元。
「コンポなしはさらに安い」の一言に、心なしか気分が晴れる。
今は、「NEC」や「SANSUI」の製品を高価買い取り中だとか。
③内釜のキズは致命的!
長年連れ添った炊飯器。結果は10元。
「大切なのは内釜の方」と見せられたのは、キズだらけの内釜。
「茶碗やコップを入れるだけでキズは付く」の一言に心当たりあり。
「象印」や「タイガー」、日本製で中国仕様の製品には高値が付くとか。
④未クリーニングには容赦なし
クリーニング済みで、汚れ・シミなしの絨毯だが、結果は80元。
「未クリーニングだったら10元よ」と妙な慰め。
サイズや材質によって値段は変わる。
⑤ナンバープレート必須!
ほぼ未使用でギア付きの折り畳み自転車だが、査定は200元。
「ナンバープレートと領収書付きはプラス100元!」と言われるも、いずれもなく残念。
住 栄華西道99弄1号302室
電 6275-1517
営 9時~21時
※出張買い取りは要問い合わせ
?
リサイクルショップで売れない洋服やアクセサリーは、フリーマーケットで売りさばこう!
「1933老場坊」で、毎月第2土曜に開かれるフリーマーケットは、場所代40元~で誰でも出店できる。
①販売価格設定は自由自在
元は取りたいという思いから、販売価格を45元に設定。
しかし5元値切られ40元に。
値切りを念頭に置いた値段設定が功を奏した。
②サービスで購買意欲を刺激
タイで大量買いしたお香を、1個1元でバラ売りすることに。
20個買うと3個サービス、30個買うと香台(通常5元)をサービスするなどの作戦で、
購買意欲を掻き立てた結果、儲けは180元!
③交渉ベタは損をする
帰国する友達からもらったレトロライト。
好んで使っていたので、値段は強気の70元に設定。
しかし、「これは40元だよ」と押し切られ、結局半額近くの40元に…。
④隣人に学ぶ価格設定
同じ会場内で、外国語の絵本を2冊50元で販売していることを知り、同じ値段設定に。
4割が外国人客ということもあり、6冊売れて150元ゲット。
⑤最もな理由に完全敗退
2カ月前に購入した新品同様のパターマット。
80元で売るつもりが「クラブがないと遊べないし」などの理由で半額の40元に。
住 虹口区沙涇路10号 1933老場坊3階
電 137-6199-3866
営 11時~17時(第2土曜)
メ tiaozao@live.jp
U www.gongyijia.com
※出店希望者はメールで連絡
?
最後は、マンションの入り口近くにいることが多い、廃品回収の人に1つ残らず売り切ろう。
何でも素材別に量り売りするのが一般的だが、手感覚で値段が決まる場合も少なくない。
①ペットボトルは量で勝負
リサイクルにとため込んだペットボトル。
まとめて差し出すと、「厚めは1本0.07元、薄めは1本0.05元」と仕分けがスタート。
価格は2種類あり、容器の厚さによって変わるという。
結果は合計2・04元。
②予想以上に安いビン類
「ビンは薄めのペットボトルと同じ価格だよ」と言われ、早くもガッカリ。
計算するまでもなく、結果は0・25元。
ビンは割りに合わないため、あまり買い取らないとか。
③ダンボールは高値で取引
度重なる引っ越しで使い回してきたダンボール。
500㌘あたり0.35元で、結果は3.36元。
予想を上回る結果にまあまあ満足。
④新聞価格が上昇傾向に
「今は500㌘あたり0・5元で、2・5冊で約500㌘だから…」と渡されたのは4元だった。
昨年9月は、1冊0・1元だったので、新聞価格は上昇傾向にあるようだ。
⑤着ない服こそリサイクル
着ない服やヨレヨレのシーツを持って帰っても、送料がかさむだけ。
布類は500㌘あたり0.05元で、結果は0.255元。やっぱり持って帰ろうか…。
住 紹興路(陝西南路×瑞金二路の間)
~上海ジャピオン1月29日号より