読書
市で書店が続々オープン 子どもの読書量、月1冊未満
世界図書・著作権デーに当たる4月23日(日)に合わせ、上海市では相次いで新しい書店がオープンしたことがわかった。黄浦区では同日、「大隠精舎」が初出店。また「大衆書局」は浦東新区の「中華芸術宮」駅近くと「野生動物園」駅近くに、「大隠書…
軌道交通やデパートに本放置 読書習慣広めるイベント開催
書籍の貸し出しサービスを展開する微信公式アカウント「新世相」は11月15日(火)、上海市と北京市、広州市で、約1万冊の本を軌道交通の車内やショッピングモールのベンチなどに配布するイベント「丟本(ロストブック)大作戦」を開催した。同イ…
老師のイントロ読書~『山楂樹之恋』
オススメポイント同作は、アメリカ国籍を持つ中国人作家アイミーが、友人の経験をもとに書いた恋愛小説です。1970年代という激動の時代を背景にしながらも、その描写はライトに抑え、〝純愛〟をテーマに若い2人の悲恋を描きます。…
老師のイントロ読書~『玩的就是心跳』
オススメポイント王朔の作風は〝調侃小説〟と称され、ジョークや言葉遊びなどが巧みに盛り込まれています。これら〝王朔節〟は、特に作中での会話に顕著に表れており、登場人物たちの表面的なおしゃべりの中に、内心の喜怒哀楽を映し出してい…
老師のイントロ読書~『台湾念真情』
オススメポイント同作は、呉念眞が初めて手掛けた同名のテレビ番組を基にしています。中国台湾の各都市や農村の風景を丁寧に切り取り、様々な地域の風土と人情について伝えています。全編を通し、人情味に溢れた情景は、読み手の心を…
老師のイントロ読書~『臙脂釦』
オススメポイント李碧華は、中国香港を代表する女流小説家として知られています。日本にも精通していて、京都大学に留学した経験もあるようですよ。文章は個性的で、時代の変遷に則したものが多いです。同作は、悲しい恋愛ス…
老師のイントロ読書~『撒哈拉的故事』
オススメポイント三毛の作品の中で、特に人気を集めたのがこの『撒哈拉的故事』です。彼女の作品は、ほとんどが生活に即したエッセイであり、シンプルな文章タッチとユーモラスな描写が最大の魅力と言えます。同作は、スペイン人の夫…
老師のイントロ読書~『蝸居』
オススメポイント上海で高視聴率を獲得した人気ドラマの原作で、タイトルの「蝸居」は〝カタツムリのように狭い家に縮こまって暮らすこと〟を意味し、当時、流行語となりました。物語の中心となるのは、地方から出てきた2人の姉妹。不動産価…