中国各地では最近、「FIFAワールドカップカタール2022」観戦のためのホテル予約が急増していることがわかった。
旅行サイト「同程網」によると、W杯観戦のために用意されたホテルの部屋〝看球房〟の予約が一番多いのは上海市。湖南省長沙市、武漢市、西安市、浙江省杭州市がそれに続いた。予約ユーザーのうち、25歳以下が64%、26~45歳が31%を占めた。また普段女性の予約が多い「親子宿泊部屋」は、1980年代生まれの男性の予約が急増した。
一方浙江省義鳥市ではW杯関連グッズの生産が盛んで、世界に流通するグッズの70%は同市産だという。同市では18年のロシア開催時に10億元以上の商品を輸出しており、今年はそれには及ばないものの、新型コロナ以降初の好景気に沸いている。また多くの人が自宅で試合を観戦することから、テレビ、ソファー、パジャマなどの売上も伸びているという。(11月20日)
(写真は新浪より)
~上海ジャピオン2022年11月25日