IKEAが中高年の憩いの場に マナーの向上を呼び掛け

上海市徐匯区にある北欧系の家具専門店「宜家家居(IKEA)」で近頃、店内カフェテリアを買い物客ではない地元の中高年男女が占拠し、問題となっていることがわかった。

同店では、飲み物や食べ物を持ち寄った大勢の中高年男女が、開店と同時に押し寄せ、カフェテリアで12時間近く居座ると言う。中でも45~65歳から成る老人社交グループが、毎週火曜と木曜に同店カフェテリアを会場として交流会を開催、開店から閉店までイスやテーブルを占拠し、持参した食べ物のゴミが散乱するなどマナーの悪い行動が問題となっている。

同店では以前から、大勢でテーブルを長時間占拠しない、席を譲り合うなどマナーの向上を呼び掛けているが効果はなく、最近では「食事を買ってから席に着くように」という張り紙とともに、拡声器などで注意を呼びかけていると言う。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年10月21日号

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