市内に100歳以上923人 最高齢者は111歳の女性

 中国で「敬老の日」ともされる、旧暦9月9日の重陽節を翌日に控えた10月15日(金)、
上海市は高齢者の統計を発表し、100歳以上の高齢者が市内に923人いることが分かった。
最高齢者は女性で111歳、男性で106歳だった。
 市全体では、10万人中6・4人が100歳を超える高齢者で、
国際自然医学会が定める「世界の長寿地域」の基準となる7人より0・6人下回ったが、
昨年同期比では、0・4人増加となった。
なお、市内で100歳以上の高齢者が最も多かった地区は静安区で、10万人中16・1人だった。
 また市では、男女ともに100歳以上となる夫婦が誕生。
同夫婦は、全国で19組しかいない100歳を共に超える夫婦のうち、結婚期間が80年と最長年数となった。
 重陽節当日は、市内各地で、高齢者を対象にしたイベントを開催。
国家森林公園の東?山公園では、約1200人の高齢者が登山を行ったほか、
静安公園では、法律相談や医療相談を実施した。
(10月15日)

~上海ジャピオン10月22日号より

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