日本語流暢
出張授業もOK
「学生時代から、なんとなくギターに興味がありました。
以前友人のホームパーティーに行った時、たまたま馬先生に出会い、ギターを披露してもらったんです。
『カントリーロード』など2~3曲その場で聴いたら、自分でも弾いてみたくなりました」と語る田渕さん。
その場で早速、馬先生にレッスンを申し込んだそうだ。
「馬世偉ギター教室」の馬先生は日本語が流暢なので、語学の心配は不要。
また、希望者には生徒の自宅や職場まで、出張授業に来てくれる。
郊外は応相談だが、古北や浦東新区などの市内中心部はOK。
移動時間を気にせずレッスンを受けられる。
この日も田渕さんの自宅マンションのリビングで、レッスンを行った。
指使いを一つずつ
メロディーも弾けた
体験レッスンでは、先生のギターを借りることができる。
まずは「本体のここのカーブが太ももの上に乗るように」
と持ち方から教わり、田渕さんはギターを構えてみた。
その後、「人差し指はこの弦、中指はここ、薬指はこの弦を押さえるように」と、
正しい指使いを基礎から一つひとつ学んでいく。
細かい指使いに最初は苦戦していたが、時間をかけて繰り返すうちに、
ついにドレミファソラシドの音階を奏でることに成功。
最後はベートーヴェンの『歓喜の歌』の一節をゆっくりと弾けるようになった。
体験後、田渕さんは「指が痛くなったけど、音が出せて楽しかった。
今度はもっといろいろな曲にチャレンジしてみたい」と語り、満足そうな表情を浮かべた。
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~上海ジャピオン3月25日号