7月7日(木)12時15分頃、
上海市徐匯区のオフィスビル「永昇大厦」で、
十数人を乗せたエレベーターが4階の高さから急落する事故があった。
なお、この事故でケガ人はなかった。
事故があったのは、同ビルに備え付けられたオーチス社製のエレベーター計5基のうち、
西側の1号基。乗客約15人は落下後閉じ込められたが、
携帯電話でビルの不動産管理会社に助けを求め、駆け付けた作業員により救出された。
同ビルの不動産管理会社は、
同エレベーターは2006年に設置して以来問題は起きておらず、
年1回の検査を今年も5月に行ったばかりと話している。
なお、事故原因については調査中。
また、5日(火)9時半頃には、北京の地下鉄4号線「動物園」駅で、
構内に設置された同社製513MPE型エスカレーターが逆走し、
男児1人が死亡、30人が重軽傷を負う事故があった。
これを受け、上海地下鉄局は8日(金)より、
駅構内にある同型のエスカレーター計22基の使用を停止している。
(7月9日)