白キクラゲでプルプル素肌

中華4千年の歴史が伝える、民間療法をご紹介。

潤いを取り戻す
とろとろパワー


空気が乾いて肌もカサカサになるこの季節。中国の貴族の間で、美容食として愛されてきたのが「白キクラゲとクコのスープ」だ。
 中医学では、肌の潤いには肺が関わっていると考えられており、肺が乾燥すると肌も乾燥すると言われている。肺に潤いを与えるのが、煮ることで出る白キクラゲのとろみだ。このとろみは内臓の保湿液となり、さらに血管に弾力を持たせるという作用もあるので、肌にとって大事な「潤い」と「ハリ」を得られるわけだ。
また、クコは血液をサラサラにし、血管を強くするため、血色が回復する効果があるとされている。
白キクラゲは今では廉価で手に入るので、試すのもいいかもしれない。

やり方


① 白キクラゲを6㌘と、クコをレンゲ2さじを一晩水につける。
② 小鍋に約400㍉リットルの水を入れ沸騰させ、弱火で30分煮る。
③ 白キクラゲがとろけたら火を止め、好みで氷砂糖を加える。毎日朝晩お椀半分を食べる。

体験者の一言


中華スイーツ間隔。トロっとしいて素朴な甘みでなごむ味。
コラーゲン(?)っぽいトロトロ感がいかにも効きそうで期待大!(A・T女性)

先生からの一言


この民間療法は消化があまりよくないので、食べ過ぎには注意が必要。また肥満傾向のある人には不向きです。

監修:Evian先生
艾夏維莎中医物理治療中心
中医学による健康の回復と維持を推進します
陝西北路1438号財富時代大厦322室
TEL: 6276-3815(中・英)

【注意書き】
※本記事は、編集部が独自に調べた民間療法について、中医学の医師に理論付けをお願いしたものです。効果を保証するものではありません。

~上海ジャピオン11月30日発行号より

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