2月20日正午ごろ、曹陽九村の住宅地で、ガス中毒により女性ひとりが死亡した。このほか、駆けつけた救急スタッフにより、男性ひとりが昏睡状態で病院に運ばれた。20日現在、男性の意識はもどっていない。
発見したのは、死亡した女性の友人。約束の時間に事故現場の住宅を訪れた際に、異変を感じたため、すぐに警察に連絡したという。
警察が駆けつけたときには、室内はすでにガスで充満しており、女性は死亡していた。さらに、ガス湯沸し器の通気口は、熱により黒く変色していたという。
現場の初期判断によると、ガス中毒の原因は、夜間の入浴後に、ガス湯沸し器を閉め忘れたためと見られている。警察では、更なる調査を行うという。(2月20日)
~上海ジャピオン2006年2月24日発行号より