35歳以下の青年失業者8万人 演劇学科卒業生の失業率高し

青年失業者の支援計画の実施を記念する式典が、3月29日(木)、
上海市楊浦区の中国(上海)創業者公共訓練基地で行われた。
この席上で、2011年末時点の市における35歳以下の青年失業
者数は約8万人で、そのうち失業期間が1年以上の「長期失業者」
が2万人に上ることが分かった。
同計画に合わせ、人的資源社会保障サービスネットは市内に住む
約1400人の青年失業者に対し調査を実施。
これによると、求職時に最も重視する事柄は「給料と福利厚生」や
「自宅と勤務地の距離」が多く、「実際の給料が希望より低い」
ことなども求職活動における障害として挙げられた。
また、大学演劇学科の卒業生の失業率の高さも問題視されており、
北京電影学院院長は、卒業後プロの役者になっても収入が得られず、
失業状態と変わらない、潜在的失業者の存在を指摘する。
一方、飲料水配送員を募集する企業では、月7000~8000元
と比較的高賃金を掲げるも、仕事の辛さから敬遠され、人員確保に
苦戦している。
(3月30日)

?~上海ジャピオン04月06日号

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