上海市の児童睡眠障害治療中心は、6月30日(土)、児童の睡眠時間と注意力・
学力の関連性に関する調査結果を発表した。
これによると、睡眠不足が学業成績に大いに影響することが明らかになった。
調査は、小学校10校約2000人の小学生を対象に実施。睡眠時間1日9時間
未満、9時間~10時間、10時間以上の3組に分けて、注意力や自覚性、言語
能力、数学能力、記憶力など7項目の調査を行っていた。
これによると、睡眠時間が9時間未満の児童は、9時間以上の児童に比べ、全て
の項目で劣っていた。
なお調査では、4~10歳児の37%が、睡眠問題を抱えていることも判明している。
(7月1日)
~上海ジャピオン2012年7月6日号