虹橋に鉄道ターミナル建設 6路線乗り入れで中国最大

 上海鉄路局は、中国最大級の鉄道ターミナル駅となる上海虹橋駅の建設を、7月20日(日)より正式に始めたことを明らかにした。2010年の上海博覧会期間中の営業開始を目指す。
 同駅は、上海虹橋空港の西側に位置し、上海―北京を結ぶ高速鉄道「京滬高鉄」や上海―南京を結ぶ「滬寧城際鉄路」、上海―杭州を結ぶ「滬杭城際鉄路」など全6路線が乗り入れる。
 同駅は建設後、2020年までに年間5272万人の輸送能力を備える予定。また、地熱発電や太陽光発電の利用、さらに騒音削減装置の設置など、環境に配慮した駅を目指す。
 現在虹橋地区では、今回の旅客ターミナル建設以外にも、地下鉄などの交通網の整備も進めている。中でも軌道交通2号線は、上海万博前に西への延長工事が行われ、虹橋東駅と虹橋西駅など設置する。虹橋西駅は、同ターミナル駅から500㍍程の近距離に建設される見込み。
(7月21日)

~上海ジャピオン7月25日発行号より

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