軌道交通9号線で8月27日から始まった書籍の無料貸し出しサービスで、これまでに未返却の書籍が1万2000冊を超えたことが分かった。これを受けて、地下鉄運営会社の責任者は、今後は駅の改札に回収箱を増設し、返還率を上げたいとしている。
同サービスは、9号線各駅において雑誌や図書をセルフサービス形式で貸し出すもの。開始直後の1週間は返却率が、50%未満という事態となったが、駅の改札にポスターを貼り出すほか、車内放送でも呼びかけるなどの措置行った結果、返却率は70%まで回復した。しかし、当初3万冊あった蔵書のうち1万2000冊を超える書籍が流出している。(10月5日)
~上海ジャピオン10月10日発行号より