強い寒気と放射冷却の影響で、12月21日(日)以降、気温が急激に下がり、23日(火)の早朝には市内でマイナス4度、また郊外でマイナス6度と、この冬一番の寒さとなった。
市中心気象台によると、12月下旬に市内でマイナス4度に達するのは非常に稀で、1991年以降の記録でも3~4日しかない。
同日は市内の最高気温も7度程度にとどまった。
また22日(月)の早朝にも、徐家匯でマイナス3度、崇明島でマイナス4・9度を記録。同日の午前9時頃には浦東新区の世紀公園付近や楊浦区の五角場で、一時的に微量ながら小雪のちらつきも観測された。
これに伴い、気象台は黄色レベル(3段階のうちの2段階目)の霜注意報を発令し、通行や運転を注意するよう呼びかけた。
同警報は2007以降に正式に追加されたもので発令は初めて。
なお、今年の冬入りは23日時点では、まだ発表されていないが、21日なることが確実視されている。(12月23日)
~上海ジャピオン12月26日発行号より