上海市環境保護局は、6月5日(水)、微小粒子状物質「PM2・5」などによる大気汚染状況を発表し、市の大気環境は全国的に見て、比較的良好であることを明らかにした。
市では昨年6月末から、10カ所にPM2・5の観測地点を設置。現在までのPM2・5平均濃度は、1立方㍍当たり56㍃グラムで、北京の約90㍃グラムは下回るが、国家環境基準の35㍃グラムを超過している。また、自動車の増加などに伴い、市の酸性雨も増え、昨年の雨に占める酸性雨の割合は、一昨年比12・2%増となる80%に達した。(6月6日)
~上海ジャピオン2013年6月14日号