ピンクな部屋に泊まりJazzと夜景に酔う週末
東方明珠の足元にある、地球儀のようなデザインの建物。
最近知ったのですが、その建物、「東方濱江大酒店」という5ツ星ホテルだったんですね。
あの〝地球〟の部分って、中はどうなっているのでしょうか?
気になったので、ネットで調べてみると、同ホテルで「レディースリバービュー宿泊+朝・夜ビュッフェ付き」で1088元というプランを開催していることが発覚!
ということで、まずは友人と一緒にホテルの下見に行ってきました。
外は近未来、中は古典
ホテル内は、近未来な外観とは裏腹に、欧州風の重厚な雰囲気漂うクラシックな設計。そのギャップに魅かれます。
入口右手には、「大堂経理」というカウンターがあり、ここには常駐ではありませんが、日本語対応のスタッフがいるとのことです。
日本語オンリーな方でも安心です。
全12室の女性の部屋
そして、目的のレディースリバービュールームへ。
まず思ったのが、ドアを開けてからベッドまでの廊下が長い。
そして天井はガラス張り。
友人と協議した結果、この廊下はモデルウォークをするスペースということで納得しました。
肝心の内装はというと、淡いピンクと花柄の壁が印象的。
バスルームはバスタブ付き。
アメニティも、この部屋だけは特別にフランス生まれのお洒落ブランド「PASCAL MORABITO」のバスシリーズが並ぶそうです。
私はピンとこなかったのですが、友人は「宿泊し、頂いて帰らねば…」と、狩人の目をしていました。
「レディース」とありますが、スタッフの方に聞くと、男性も宿泊OK。
カップル向けキャンペーンとして、2月14日宿泊の場合に限り、2本のバラとバスローブ(お持ち帰り可)をプレゼントするそうです
メンバーは平均80歳
最後はお食事をチェック。
モーニングビュッフェはいわゆる「中西式」で、中華と洋食の両方あり、さらに日本料理も多少あるとのこと。
ディナービュッフェの方は、他の5ツ星ホテルに比べ、上海伝統の小吃を豊富に揃えるのが特長です。
そして注目は、そのレストランで開催される、ジャズバンドの生演奏!
バンドメンバーは平均80歳で、19時半~22時まで毎日演奏されるそうです。
お元気で何よりと友人と2人、感心してしまいました。
音楽は「Artie Shaw」や「Glenn Miller」など1940年前後のものが中心。
時には歌手が登場し、『夜上海』や『茉莉花』など往年の名曲を歌い上げることもあるそうです。
食事付きに加え、ジャズも聴けるなんてトレ・ビア~ン!
このプランは2月末までなので、一度泊まっておきたいものです。
~上海ジャピオン2月6日発行号より