7月21日(日)13時頃、上海市松山区佘山のテーマパーク「上海ハッピーバレー(歓楽谷)」のジェットコースター「谷木遊龍」が故障し、地上約20㍍の高さで立ち往生する出来事があった。同コースターの乗客24人は、スタッフの誘導に従いレール横の非常用梯子から全員無事に避難。乗客にケガはなかった。
同コースターは、全長1165㍍、高さ33㍍、最速毎時90㌔で、国内初の木製コースター。同日、乗客が避難した後、同コースターは修理・点検を経て、およそ30分後に運転を再開した。しかしコースターが事故発生時と同位置に差し掛かると、再び停止し、部品の交換などさらなる修理・整備を要する事態となった。15時半頃以降には、閉園まで異常なく運転し続けたという。
同パーク関係者は故障の原因を、ブレーキのセンサーの異常と話している。(7月22日)