中国版「敬老の日」とされる、重陽節を目前に控え、10月10日(木)、上海市政府は、市の最高齢者が、114歳の女性と111歳の男性であることを明らかにした。
女性は6年、男性は2年連続で記録を更新。また、市老齢工作委員会事務室発表の統計結果によると、現在市内に住む高齢者のうち、100歳以上が前年同期比で75人増の1326人であることがわかった。
また市では、7月より「頻繁に帰省すること」などの条項を新たに加えた、「老年人権益保護法」の改訂版を施行。今年は施行後初の重陽節として、様々な試みがなされた。市浦東新区民生局は、区内の養老院117カ所に入居する高齢者約2万2000人の家族のうち、1カ月以上見舞いに訪れていない人へ通知書を郵送。さらに、黄浦区の復興公園では、法律相談や、生活用品の修理、散髪などを無料で行い、1万人近くが集まる盛況ぶりとなった。(10月13日)
~上海ジャピオン2013年10月18日号