南米ブラジルで6月12日(木)より開幕した「サッカーW杯ブラジル大会」に際し、上海市を含む中国全土でもホテルや飲食店が観戦イベントを開催するなど、〝W杯商戦〟が加熱している。
開催地との時差により、試合開始時刻は0時~10時。15日(日)の日本代表初戦では、市内飲食店の多くが営業時間を調整、店内で試合の模様を放映した。
W杯熱の高まる中、ネット上では労働者に対し、注目の試合をすべて観戦するため、19日(木)と24日(火)には休暇を申請すべきなどと書かれた〝観戦指南書〟が登場。一方、中国国際航空など一部企業では、職員の睡眠不足が業務に支障を来すとして、職員の徹夜観戦を禁じた。そのほか市交通警察部門は開幕初日夜、飲酒運転の摘発を実施。静安区で11人が検挙されるなど、通常に比べ飲酒運転件数の増加が明らかとなった。(6月16日)
~上海ジャピオン2014年6月20日号