上海市嘉定区の高校で、近頃、ネットショップ運営のためしばしば欠席する生徒に対し、多くの教師が退学を求めていることがわかった。
同学生は昨年10月、友人らと共にネットショップを開店、韓国製の化粧品などを販売し、月に約1万元を稼いだ。
その一方で学業が疎かになり、授業中も携帯電話を操作したり、授業を欠席したりするなどの状態が継続。これに対し教師らは「目に余る」として学校へ同生徒の退学を要請した。
これに対し学校側は討議の末、本人の望まない数学などの授業を省き、英語、地理、情報技術の3科目のみの個人選択授業を承認。この決定を疑問視する声も上がっている。
~上海ジャピオン2015年7月3日号