上海市では梅雨明け以降、気温が上昇し、蚊の発生が急増していることがわかった。
市疾病コントロールセンターでは近日、今年の蚊の発生状況を観測。これによると、昨年同期に比べ7・47%の減少が見られるものの、
6月に関連部門が実施した調査では、蚊の幼虫の発生率は先月に比べ大きく上昇しているという。
専門家は、俗に「水のあるところ、蚊の幼虫がいる」と言われるように、今年は降水量の増加が蚊の発生を増長している、飲料水タンクも発生源になると指摘する。
また7月18日(土)、市内51カ所の公共施設を対象に、環境保護ボランティアスタッフによる気温測定が行われた。
市では夏季の室内温度を、26度以下にしてはならないと定められている。これに対し国際金融中心で23・5度、長征委員で23・1度を観測。
ディズニーストアや上海図書館などを含め、約57%がこの基準を満たしていなかった。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン7月24日発行号