建設を予定している上海-杭州間を結ぶリニアモーターカー(以下リニア)の最高速度が時速500キロに達することが、23日、分かった。
龍陽路-浦東国際空港間で市内を運行中の上海リニアの路線は、全長30キロメートル。これに対し、建設予定の上海-杭州間の新路線は、全長約200キロメートルを予定している。さらに、車両数を拡大する。
上海リニア工程の総指揮を務める、国際リニア交通工程技術研究センターの主任・呉祥明氏は、「現時点での上海リニアの路線は、全長30キロメートルと短いのが難点。大勢の人がリニアの路線延長を望んでいる」と話した。
2002年末に完成した上海リニアは、国内外の旅行客にとって、重要な交通手段であると同時に、急速に発展する中国経済を象徴する観光スポットにもなっている。運行以来3年間無事故で、その安全性は、商業用リニアとして世界でトップクラスの実績を誇る。
(5月24日)