上海市松江区に住む男性が5月5日(木)、アリババグループのネット決済システム「支付宝(アリペイ)」の個人情報が、ショッピングサイト「淘宝(タオバオ)」で運営する店舗を通じて漏洩し、100万元近くを騙し取られていたことがわかった。
男性は今年2月、「支付宝(アリペイ)」で身に覚えのない決済があることに気付き、警察に通報。警察はその後、男性の会社を含む6社から計250元余りを騙し取ったとして、広州出身の男を逮捕した。男は同サイトで公開されている会社名や営業許可書から「支付宝(アリペイ)」のアカウント名を予測し、盗用したという。
~上海ジャピオン2016年05月13日発行号