上海市中心気象台は7月23日(土)14時10分、今夏初の高温赤色警報を発表。「徐家匯」駅で気温40度を記録し、上海市で過去144年のうち10回目となる40度超えとなったことがわかった。
同日はそのほか、浦東新区の観測地で39・4度、松江区の観測地で39・1度を記録。40度以上の気温については、2013年で4日間あったうち、8月7日の40・8度が市の過去最高となっている。同気象台によると、13年に出された5回の高温赤色警報のうち4回が8月中であったことから、今年の8月も40度を超える猛暑となる可能性が高いと予想している。また今月末にかけては、亜熱帯高気圧の影響で、日差しが強く、最高気温が36度~40度の日が続く見込み。同気象台は、長時間直射日光に当たらない、猛暑日の10時~16時には極力外出しないなど、熱中症の予防を呼びかけている。
なお、市は7月20日(水)に梅雨明けしている。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2016年07月29日号