来年3月から屋内全面禁煙に  イギリス大手が実店舗閉店

上海市第14期人民代表大会常務委員会は11月11日(金)、「上海市公共空間喫煙制限条例」修正案を議決。2017年3月1日(水)から、市内は屋内全面禁煙となることがわかった。

同条例によると、レストランやホテル、ショッピングモールなどにおいて屋内は全面禁煙となり、喫煙スペースは屋外に設置される。また学校などの未成年が集まる場所や、イベント会場、公共交通機関などにおいては屋外でも禁煙となる。今後、禁煙スペースで喫煙し、警告を無視した場合は50~200元の罰金を科すとしている。

一方、国内に10店舗、市内に6店舗を構えるイギリスの小売り大手「マークス&スペンサー」が、近日実店舗をすべて閉店することを明らかにした。同店責任者によると、今回の閉店は実店舗の営業不振が原因だが、今後もショッピングサイト「天猫(TMALL)」などで販売を継続し、中国での事業展開を模索していくと話す。

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(写真は東方ネットより)

~上海ジャピオン2016年11月18日発行号

 

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