北京―上海間の高鉄増設 〝2時間半で到達〟はデマ

中国のネット上で最近、北京―上海間を2時間半で走る高速鉄道が新たに建設されるとの情報が流通していることに関し、一部メディアが誤りであると指摘した。

メディアによると、北京―上海間を走る高速鉄道を増設することは、中国国家発展と改革委員会が昨年公布した「中長期鉄路網規劃」に明記されており正しいと指摘。しかし所要時間はこの路線に導入予定のない、時速600㌔で走るリニアモーターを用いた時のものを記載していると説明した。現在、北京―上海間の移動は4時間48分を要するが、新しい鉄道が最大時速350㌔での運行を予想されていることから、所要時間は4時間ほどとなる見込み。

 

~上海ジャピオン2017年5月12日発行号

最新号のデジタル版はこちらから




PAGE TOP