「光棍節(独身の日)」と呼ばれる11月11日(土)を前に、上海市黄浦区に構えるショッピングモール「上海新世界城」は最近、〝双11〟の特別割引セールを10月28日(土)から実施することを明らかにした。
セールでは化粧品が25%オフとなったり、特定のスポーツブランド商品が42%オフになったりするなど大幅な割引を行い、同日だけで10万人の来店を見込む。同モールはそのほか、来店客の平均年齢を5歳ほど下げるため、来年のリニューアルを予定。
また〝双11〟の発案者である「阿里巴巴集団(アリババ・グループ)」創始者兼会長のジャック・マー(馬雲)氏は、商品にサービスや体験などの付加価値を付けることが消費者を満足させるポイントだと話す。同グループと「百聯集団」、大手ネットショッピングサイト「京東」と米大型スーパー「ウォルマート」が提携するなど、ネットと実店舗を組み合わせた新たな販売方法が近年登場している。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2017年10月27日発行号