四川省成都市のある高架路で最近、高さ10㍍超の柱に登ったまま2年間降りられなくなっていたネコが、ついに救出されるという出来事があった。
このネコを2年間支えていたのは近所に住む68歳の男性で、ネコが飢えないよう1日2回、エサを入れたビニール袋を地面から投げ入れていたと言う。柱が高いため、毎回2~3回ほど投げてやっとネコのもとに届いたと言い、袋を投げた回数は何千回にも及ぶと話す。このネコは、これまでに多くの人が救出を試みたが失敗。今回は専門チームが5日間掛けてネコをカゴに誘い込み、救出に成功した。男性は「よかった、とてもうれしい」と話している。
~上海ジャピオン2018年2月9日発行号