上海市浦東新区で4月26日(木)、「第15回中国国際自動サービス商品と自動販売システム展」が開催。その席上で、24時間営業の無人レストラン「X―24知慧零售空間」が公開されたことがわかった。
このレストランは食品エリアとドリンクエリアに分かれた無人店舗。食品エリアではできたてのパンやピザを、ドリンクエリアではオレンジジュースやコーヒー、アイスクリームを提供すると言う。パンなどは、専門のシェフが予め原材料を倉庫に設置し、注文が入り次第調理ゾーンで焼き上げる。客はスマートフォンを用いて注文し、できた商品は専用棚から取り出す。市食品薬品監督管理局によると、同レストランは、早ければ5月に黄浦区の人民広場付近でオープンする予定だと話す。
一方松江区の「松江大学城」で最近、大学生が考案した自動デリバリーロボットが登場。最大18食を運ぶことができ、設定されたルートを通って、レストランから消費者まで食事を届ける。
(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2018年5月4日発行号