7月31日(月)に発表された統計によれば、上海市の未納水道料金は現在2億元に達している。未納件数のうち、個人によるものは92・84%で、全未納料金の61・53%を占めている。
未納が多いのは、共同メーターを使用する建物や居住区。使用料を各世帯で分担して支払うシステムのため、使用量が均等ではないのに同一の料金を支払う不平等感に、不満の声もある。また、経費節減を理由に、管理業者が個人メーターを設置しないケースも目立っている。
そのほか、未納のまま引越しをするため、回収が困難となるケースも少なくない。
(7月31日)
~上海ジャピオン8月4日発行号より