8月2日(水)午後5時ごろ、南京西路にある恒隆広場の第二期建設工事中の棟内で、40階から下降していたエレベーターの故障により、28人の作業員が1時間以上閉じ込められる事故が起きた。
エレベーターは11階部分で停止していたが、事故当初は、その位置が把握できず、救助に手間取ったという。
閉じ込められた作業員は、事故の状況を「乗り込んで間もなく、エレベーターが一瞬停止し、次の瞬間落下し始めた」と説明した。また別の作業員は「あんなに狭い空間の中に28人もの人が閉じ込められたので、中は蒸し風呂同然だった」と語った。
(8月3日)
~上海ジャピオン8月11日発行号より