続・筆談の落とし穴~vol.151「手短」は差別に当たる?

説明しよう!

日本語の「手短」とは「簡潔」や「てっとり早く片づける」といった意味があり、物理的に「手が短い」ことを指すものではない。

筆談中山本さんは、よかれと思って、長電話を早く終わらせて、会議に出席するよう張君を急かしたかった。しかし張君は「手短」の文字を見て、自分の身体的特徴をけなされたと誤解したようだ。山本さん!日本でも同じだが、外見の特徴をあげつらうのは中国でも好まれないので、表現には注意しよう。

 

~2019年1月18日発行号

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