上海市を含む中国各地で最近、賃貸物件価格が、昨年比で5~10%上昇していることがわかった。
春節休暇明け以降、転職に伴い引っ越しをした20~30代の労働者が好む長期賃貸型と、学校付近の物件を中心に人気が集中。また、オフィスワーカー層が占める借家生活者は全国で45・1%となり、都市別では広東省深セン市、北京市、上海市でそれぞれ、68・8%、58・6%、57・3%を占めた。若年層のオフィスワーカーが住宅購入を希望せず、長期の賃貸契約を選択する傾向にあることが、賃貸価格上昇に繋がったと言う。
~上海ジャピオン2019年4月12日発行号