昭化路の改装中建物が倒壊 25人が被害、うち10人死亡

上海市長寧区の昭化路で5月16日(木)11時頃、改装工事中の建物が倒壊する事故が発生。25人が建物内に閉じ込められ、うち10人が死亡したことがわかった。

この建物は自動車の修理店で、3~4カ月前から改装工事を開始。今回倒壊したのは、建物の奥、車を修理する空間で、ビル1階分の高さから、屋根と足場などが、近くのマンション区に向けて崩れ落ちた。目撃者によると、倒壊時にはバーンと大きな音と地震のような地響きを感じた後、辺り一面が砂埃で覆われたと言う。

事故発生後、消防車30台が出動し、救急隊員200人と警察30人余りが救助活動を展開。同日16時45分までに19人を救出し、17日(金)1時45分までに建物内に閉じ込められていた全25人を発見したが、うち10人は治療の甲斐なく、死亡した。

この事故を受け現在、市応急管理局が事故原因を調査している。

(写真は新浪より)

~上海ジャピオン2019年5月24日発行号

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