ハイテク企業株式市場科創板 22日取引開始、初日五百億元

上海市に構える「上海証券取引所」内で7月22日(月)9時半、新興ハイテク企業向け株式市場「科創板(STAR MARKET)」の取引が初めて開始されたことがわかった。

「科創板」は、資本市場の活性化や開放化、中長期的な資金調達を目的として創設。米・ニューヨークにあるベンチャー向け株式市場「NASDAQ(ナスダック)」に似ていることから、同市場は〝中国版ナスダック〟と呼ばれる。初取引には、計25社が上場。都市別では上海市と北京市の企業各5社が最多で、上海市企業ではコンピューター・通信分野の「安集微電子科技(上海)股份有限公司」(銘柄名「安集科技」)や、医療機器メーカー「上海微創心脈医療科技股份有限公司」(同「心脈医療」)が含まれる。

取引初日は、全25銘柄の平均が140・9%、「安集科技」が一時400%の値上がり。初日1日の取引額は、計485億元(約7760億円)に上った。

(写真は東方ネットより)
~上海ジャピオン2019年7月26日発行号

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