浙江省杭州市のある小学校教師が最近、新1年生の名簿を公開。半数の名前に難読字が使われていることが、ネット上で話題となっている。
名簿には「程毳」や「呉轟」などの難読字のほか、「劉小霊童」や「程門立雪」といった四文字の名前もあり、教師は辞書を片手に読み方を書き加えるなど、対応に追われているという。上海市の教師は近年の名付けトレンドについて、ドラマなどの影響から、古代宮廷人や書家風の名前が人気と紹介。各保護者が周りに負けまいと、特別な名前を付ける傾向にあると話す。ただし、子どもが自分で名前を書く時に苦労すること、誤読が多いことから、難読字は慎重に使用すべきと指摘する。
~上海ジャピオン2019年9月13日発行号